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フローズン・グラウンド (2013)

THE FROZEN GROUND

監督
スコット・ウォーカー
  • みたいムービー 53
  • みたログ 497

2.95 / 評価:283件

実話にありがちな「説得力の欠如」

  • yutaku さん
  • 2018年3月26日 0時22分
  • 閲覧数 614
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 本当にあった話とのこと。だが、20人以上の女性が殺されているなか、唯一殺される前に逃げ出した女性が「犯人はこいつです!」と証言しているのに、事件が「迷宮入り」しかけているというストーリー。女性の証言に効果がないのは、彼女が娼婦だから。それだけの理由で、重要な証言が葬り去られている。つまり、事件が混迷化しているのは警察の怠慢。犯人のヒントを手にしているのだから、キチンと調べれば明らかになるのにそれをしない。つまり、迷宮入りという言葉を使うのが憚られるほどユル~イ設定の作品です。アメリカの田舎にはありがちな話なのかもしれませんが、どうしたって退屈にならざるを得ないストーリーでした。
 実話を扱った作品には、よく大はずれがあります。その最大の理由が、ありえない出来事に対して理由を必要としないこと。なぜなら「本当の話だから仕方がない」で済むから。細部にわたって話している証人がいるのに、その証言を警察が黙殺するストーリーなんて、フィクション(作り話)では使えませんが、実話なら「だって、本当の話なんだから仕方がない」となるわけです。おバカな犯人に、おバカな警察が挑むゆえに接戦になるという低レベルな戦いを見ることになります。コメディではなく、シリアスタッチで。
 ひょっとしたら、アメリカの田舎なんてこんなもの、という点を描くところにテーマがあったのでしょうか。だとしたら、とてもドメスティックな話題であり、日本人には楽しめるはずもありません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
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