ここから本文です

パッション (2012)

PASSION

監督
ブライアン・デ・パルマ
  • みたいムービー 171
  • みたログ 564

3.34 / 評価:325件

イザベルに、もっと「勢い」が欲しかった

  • 深海魚 さん
  • 2013年12月26日 13時19分
  • 閲覧数 1104
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

広告会社に勤めるイザベル(ノオミ・ラパス)が、上司のクリスティーン(レイチェル・マクアダムス)に自分のアイディアを横取りされたことがきっかけで、殺人事件にまで発展するバトルになっていく物語だ。映像のアングルがスタイリッシュでとてもセンスがよく、音楽は音質も含めてとてもよい作品だった。


終盤の、ダニ(カロリーネ・ヘルフルト)がスマホで撮ったビデオを見せるところから、急に映像も物語もダサくなって失速したように思えたが、それが意図的とも思えるほど、ラストにかけて物語の展開が二転三転してよかった。しかし、クリスティーンの双子の姉を(夢の中に)登場させる必要があったのかどうかは疑問だ。

終盤の、左右でまったく異なる内容を描いている画面の二分割は、デ・パルマ監督らしくて安心して観ることができた。一つはバレエとイザベルの不安げな顔のアップだ。バレエの演目を調べてみると、ロシア・バレエ団の花形ダンサーのニジンスキーの代表作で、性的なテーマが表現された『牧神の午後』だった。もう一つはクリスティーンが家で男性を待つために支度をするシーンだ。これらの二つの画面は、ほぼ同時刻のことを描いているので、イザベルの心情を描くのに非常に効果的だったと思う。

ずる賢く振る舞って世の中を渡っていくクリスティーンを演じ切ったレイチェル・マクアダムスの演技は見応えがあった。それに比べると、残念ながらイザベルとダニには勢いが不足していたように感じてしまった。


P.S.
ダニを演じたカロリーネ・ヘルフルトが、おネエタレントのIKKOに見えてしまって困った。


2013年10月17日鑑賞

パンフ:買わなかった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ