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バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち (2013)

20 FEET FROM STARDOM

監督
モーガン・ネヴィル
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  • みたログ 207

3.77 / 評価:96件

その声を、いつまでも聴き取れる心でいたい

  • sou******** さん
  • 2018年2月9日 2時13分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

本当に、音楽が好き!と自称するなら、観てほしい。本物が聴ける。
最近の上っ面だけ、ちょっと聴き上手そうに聴こえるだけのボーカルではなく、耳からというより身体に吸い込んでいくような本物のボーカルを聴くことが出来る。
正直なところ、邦題は微妙だが…。端的にわかりやすさで言えばこうなるか?
センターマイクとの距離はたったこれだけなのにね…。そんなサブキャストの人生を、感じ取ろう。


あなたが持つ才能は?

あなたよ

素敵過ぎる台詞で終わるドキュメンタリー。映画としてどうか?と聞かれたら、満点は程遠いかもしれない。正直、ゴスペル、ソウル、R&B、ロックなどにある程度詳しくないとなんの事やら…かもしれない。
超大物アーティストが才能に惚れ込んで、自分のバンドに帯同させたバックコーラスの女性たちが主人公。そこには、成功よりも、挫折や絶望が多いのだが、疑いようのない本物の歌がある。

巷に溢れる、消費されるためだけの歌謡曲の世界からワンランク聴く耳が良くなれば、歌〜音楽を聴く耳になると思う。日本にいれば、メインストリームに流れる音楽はリードボーカルの為にあるものが多いけれど、ギターを聴きわけれるようになり、ドラムのリズムを身体で刻むようになり、ベースが奏でる低音が腰に響くようになる感じ。そのあたりから、イイ耳の入口に近づいたと言えるかも。
このギタリストは誰の影響を受けてるな…、とか、スローバラードの超絶ドラムが感じ取れたりしたら、最早、マニアの域に近いでしょ。
そんな耳の持ち主にとって、良いバックコーラスは、一品だけでご飯を何度でもおかわりできるくらいの小皿料理。居酒屋のお通しが美味かったらその日の食事に期待してしまうように、良いコーラスから始まる曲はちょっとした電気が走り期待は昂ぶる。
この映画を観る前に、イメージしていたのは、アレサ・フランクリンの後ろで歌うバックコーラスで、きっと彼女たちのような人々のストーリーなんだろうなぁ、って感じ。まんま、ソレでした。
個性が強烈過ぎるボーカルに対して、隠れずに、逆に盛り上げて、主役を食わない。もう、スペシャル!本物プロフェッショナル。

この映画の彼女たちの苦悩は、「ソロでもいける」能力がある事。実際に、「俺の曲でコーラス入れてくれ」と名指しでご指名受けるレベルの女性ばかり。まあ、それに関しては、本編観てもらえれば…。

いずれにせよ、ミュージックシーンのビッグネーム達が次々に登場して、リスペクトを持って彼女たちについて語る。これだけでも必見と言えるでしょ!あの人も、あの人も、舞台の隅っこに耳を奪われちゃって。わかるわぁ…、その気持ち。

詳細評価

物語
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音楽

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