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マラヴィータ (2013)

THE FAMILY/MALAVITA

監督
リュック・ベッソン
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3.38 / 評価:934件

デ・ニーロ とことん填まり役 ! !

  • Kainage_Mondo さん
  • 2013年11月17日 19時43分
  • 閲覧数 1737
  • 役立ち度 22
    • 総合評価
    • ★★★★★

掴みは “誤認殺人” であり、衝撃の幕開けと言うべきだが、一家4人の惨劇もそこそこにオープニングクレジット。夜陰に乗じてノルマンディの田舎町に引っ越して来た デ・ニーロ 一家を手際良く描く。

FBI の 証人保護プログラム の庇護下にある家族なのだが、世帯主の フレッド ( ロバート・デ・ニーロ ) はもとより、嫁 ( ミシェル・ファイファー ) も娘も息子もなかなか暴力的 ! ! で、終盤に至るまでそれが痛快だったり滑稽だったりするから困る、否、楽しい ( 笑 )。観客の攻撃性も発散されて気持ち良い ? 展開だ。

勿論、暴力一辺倒ではない。アメリカとフランスの食文化の違いをネタにくすぐりを入れたり、FBIの トミー・リー・ジョーンズ が苦虫を噛み潰したような表情で デ・ニーロ に絡む描写も可笑しく、ユーモアがあちこちに鏤められていればこそ、激しい暴力も笑って観られる訳である。

町内の上映会の作品が 58年 「走り来る人々」 から 90年 「グッドフェローズ」 に変更され、デ・ニーロ が人々の前で講釈して大喝采を浴びるシーンがあったが、その映画の監督の マーティン・スコセッシ が本作の製作総指揮であり、 かの作品には デ・ニーロ も出演していた、という楽屋落ち以上の深い意味があるのか ? ! と目を凝らしたが、よく判らなかった。

クライマックスは一転シリアスな銃撃戦。列車からつぎつぎ降り立つ殺し屋たちは 52年 「真昼の決闘」 のオマージュなのだろうが、盛り上がったね~ ! 宇宙人ジョーンズ ( 何観ても缶コーヒーが浮かぶ ) はちょいと手助けしたが、マフィア一家は庇護ほぼ無用という顛末だった。もっともそれ以外のラストは有り得ないけどね。


【 余談 】 マラヴィータは飼い犬の名前。イタリア語で 裏社会 って意味があるのだって。証人保護プログラムで居住地を転々としている一家は名前もころころ変えているが、飼い犬だけは名前が変わらないというのが皮肉だ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 不気味
  • 勇敢
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