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マラヴィータ (2013)

THE FAMILY/MALAVITA

監督
リュック・ベッソン
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3.37 / 評価:903件

デ・ニーロのセルフパロディ映画

  • hjakeath8 さん
  • 2013年11月14日 23時36分
  • 閲覧数 5762
  • 役立ち度 33
    • 総合評価
    • ★★★★★

はい、ここで(イキって)イタリア語の知識を披露させて頂きます。

そんなの全く興味がないっ(怒)!という人もイタリア人が
「Bene!Bene!ベーネ、ベーネ!(英語のgood=良い)」と言うのを
一度は聞いたことがあるかもしれません。

その反意語がmale、つまりbad(悪い)であります。
で、vitaってのが人生、生活。
『Dolce Vita』(ドルチェ・ビータ/甘い生活)なる映画は皆様ご存知でしょう。

というわけでこの映画のタイトル、MALAVITA/マラヴィータ。
直訳すると“BAD  LIFE/悪人生”?
そうです、生じて『裏社会、暗黒街、暴力主義』とかいう意味になるようでございます。

原題はThe Familyですから、日本でのみ このタイトルなのでしょうか?
音の響きもいいし、なかなか気が利いていますよね。
※ファミリーが飼っているワンコの名でもあるのですが。
 
デ・ニーロ扮する元マフィアのボス、ジョバンニ・マンゾーニは
法廷にて敵対するマフィア?に不利な証言をしたか、
はたまた司法取引を行って組織壊滅に協力したのかはよくわかんなかったのですが、
ともかく同業者を裏切り 今はFBIの証人プログラム下に置かれ、
トミーリー扮するFBI捜査官の監視の元、各地を転々としている身の上。

この“証人プログラム”とやら、小説映画でよく出てきますが
要するに証言(告発者)したことにより、被告側から報復されぬように保護してもらう制度のようです。

保護下に置かれると名前や住所もIDも変えて、全く別人として生活せねばなりません。
(生活費などは全額、連邦政府から支給されるようです!)

デ・ニーロといえば何をおいても『ゴッドファーザー』での若きドン・コルレオーネ。
他にも『アンタッチャブル』のアルカポネであり、『グッドフェローズ』のジミーであったり..と
やたらとギャング映画でその強面的イメージが固着しておりますが、これはモロそんな自身のセルフオマージュというか、セルフパロディな作品です。

でも、実はデ・ニーロって目が優しげで、結構可愛いんですよね、コメディ向き顔。
なんか、私はその存在だけで笑えてしまいます。

笑えるといえばジョーンズ捜査官も出てきただけで、笑っちゃいました。
この大御所おっさんのツーショットだけでも、価値があるんじゃないですか。

製作が『グッドフェローズ』の盟友スコセッシということもあって、こりゃ好きな人には必見映画かもしれません。
でも、あくまでもコメディなので、あの世界感を求めてはいけません。

全く別モンとしてよいのですが、そこはそれ、ちゃんと?過激なマフィア・ファミリーの姿を描いているので 
ブラックコメディとしても成立しているかもしれません。

私には、デ・ニーロよりミシェル・ファイファーや
娘役の(Gleeのクイン)ディアナ・アグロンの方が目立っていたように思えましたが、
この辺りはリュック・ベッソンの演出によるものだからでしょうか?

クライマックスまでは、ちょいとかったるく感じる人もいるでしょうが、
ギャング映画にお約束のドンパチシーンもありますし、私は十分に堪能いたしました。

しかしねぇ~、フランス・ノルマンディーの片田舎の地元人が、皆英語喋れんですよね~。
あれは、いくらなんでも、変じゃないですか?

それから、ファイファーは、とてもあのお歳とは思えないぐらい美しく、
実にクールで良かったのですが、イタリア人にはあまり見えなかったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • パニック
  • コミカル
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