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いねむり先生 (2013)

監督
源孝志
  • みたいムービー 11
  • みたログ 42

3.14 / 評価:28件

身勝手すぎてついていけない

  • kinchan3 さん
  • 2013年9月16日 10時14分
  • 閲覧数 2442
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

 伊集院静氏の自伝的長編小説 の最高傑作をドラマ化!藤原竜也×西田敏行が、「最愛の妻を失った男」と「ギャンブル の神様」の“出会いと再生”を熱演!!
 というドラマで、昨日(2013年9月15日)放送された。 

 原作を読んでいないので、面白くないのは作者と監督のどちらが悪いのかよく分からない。
 だいたい、七年も不倫していて、結婚して一年で二度目の妻を亡くしたといってフラフラするのが理解不能。
 ほとんど初めてキャンペーンガールを務め、チュニジアまでロケに連れていった女の子を自分のものにしてしまうなんて、フェアじゃない(自分にやっかみがあることは認めるが)。
 途中寄ったパリのシーンもあったがおそらく最初の海外だったんじゃないだろうか。
 最初の奥さんとの間に姉妹が生まれ、妹の方が西山繭子だ。
 正式離婚後、桃井かおりの登場から始まる三角関係が、夏目に結婚に踏み切らせたのだろうという。結婚前、伊集院との間の子を夏目雅子は複数回堕胎していた。
 これだけでも(夏目雅子ファンじゃなくても)許せない。
 せめて、子どもがいたら、夏目の闘病生活も変わったのではないかと思われる。
 苦しむなら、長い不倫関係と短い結婚生活で苦しめた夏目雅子に対してであって自己陶酔的に苦しむべきじゃない。
 映画館で「瀬戸内少年野球団』のポスターを見ただけで、つぶれるなんて普段の伊集院静の上から目線の文章からは信じられない。
 先生は「楽しかった七年間の楽しそうな顔を思い出せ」というが、もしかしたら苦しめてばかりだったのでないかと勘ぐってしまう(これももてない男の腹いせで書いているのかもしれない)。
 偶然の出会いから愛が成就したが、短い結婚生活という純愛物語には思えず、その前の七年のドロドロが見え隠れしてしまう。

 「雀聖」色川武大との出会いが描かれている訳だが、思い入れたっぷりに作り上げすぎている。
 作者も監督も自分たちの思い入れだけで作ると、相手に伝わらないものである。
 最後の火葬場の煙のシーンも『小早川家の秋』を思い起こすだけで(まさか『殺人狂時代』じゃないだろうが)、ドラマを平凡なものにしていた。
 鯛飯を一緒に食べていて、先生がいなくなるって、小学生でも作りそうな場面である。

 「人間は、誰かとつながっていたいもの」「あなたが求めれば、やさしく手を差し伸べてくれる人が必ずいる」。そんなメッセージを温かく、力強く、伝えていく…!
 だって。
 あまりにも甘ったれた感じがして、どうも共感できない。
 本当にみんなの夏目雅子にやさしく手を差し伸べたのだろうか?

 以上、間違っていたら、ごめんなさい。
 女性から観たら、身勝手な男には見えないのだろうか?
 本当に愛の物語として感動しましたか?
 教えてください。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
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