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赤々煉恋 (2013)

監督
小中和哉
  • みたいムービー 28
  • みたログ 138

2.95 / 評価:101件

うるっ、ときました

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2018年9月3日 0時36分
  • 閲覧数 352
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 原作未読ですが、ウィキペディアに「ホラー小説」と書いてあったんで、もっとエグい話かと思ってたら、こんなにしんみりとした話で、最後は一瞬「うるっ」てくる映画だとは思いませんでした。
 いい意味で、予想外れだった。

 自殺は悪だというメッセージを映像化した作品……
 なんていう、四角い箱にきっちりしまって分類箱に片付けるような見方は、してほしくないなと思います。

 樹里が自殺した理由が軽すぎて共感できない……
 っていうレビューがありますが、ちょっと待って、と思います。
 青少年の自殺って、ものすごい残酷ないじめを受けて自殺したような人ばっかり報道されるから、そういうものだと思ってる人多いけど、じつはそんなわかりやすい自殺って、むしろ少ないです。
 「死にたい」なんてカケラも思ったことない人が聞いたら、「バカだな、何くだらないことで悩んでんだよ、元気出せよ」で片付けてしまうようなことが原因で、当人は本気で死ぬこと考えてるんです。
 自殺をほのめかしてる人に対して、絶対してはいけないリアクションの2つの代表例は、「そんなことで悩まないで」と、「うん、わかるよ」です。

 樹里のリンゴちゃんとの短いひとときは、子供をお母さんの目で見るきっかけを与えてくれたんですね。
 赤の他人の私にとってすら、子供はこんなにかわいい、こんなにかけがえのないものなんだ。
 私のお母さんは、自分の子供が自殺した時、どんな気持ちだっただろう。
 それが、初めてわかったんですね。あんたに何がわかるんだよ、って反発してたけど、わかってないのは自分の方だったんだ、って。

 ちょっとちがう視点から物事を見てみることの大切さ。
 考えてみる価値はあるんじゃないかな。

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