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エレニの帰郷 (2008)

TRILOGIA II: I SKONI TOU HRONOU/THE DUST OF TIME

監督
テオ・アンゲロプロス
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3.51 / 評価:71件

歴史のなかの人間

  • 文字読み さん
  • 2016年1月18日 13時05分
  • 閲覧数 417
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

2008年。テオ・アンゲロプロス監督。冷戦下、スパイのような仕事をしている男とその恋人、その恋人を支える男との三角関係をベースに、第二次世界大戦後から21世紀の始まりまでの歴史と思想を描く美しい映画。「歴史とは何か」を考えると必ず過去と現在が入り混じるものだが、この映画もそうした正統的な歴史映画。

音楽と映像がとてつもなく美しい。老いた3人がベルリンを歩き回る場面のグレーと銀色の街、雪のなかを(歴史を)かけぬける人々。象徴と具象が見事に重なって幸福な気持ちになります。

コミュニズムの理想とシベリア送り、スターリンの死、ベトナム戦争とニクソン、ベルリンの壁崩壊と歴史の終わり、そして絶望。歴史のなかで生きている人間の姿を凝縮する手腕がすばらしいです。

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物語
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