作品レビュー(634件)
- mar********
4.0点
全編通して不吉な予感しかなかった。でも音楽と映像が重厚で贅沢な時間を過ごした気分になれた。 何か悪いことが起こるんだろうけど、ラストは予想外だったので、私も騙されやすいタイプかもしれない。 すぐキレる人だなと思ったけど、困ったときはとりあえずキレる作戦だったのかな…今思えば。。 何があってもあなたを愛してる、という言葉はその時はちょっと不思議なセリフに感じたけど、事件が起きた後、この言葉だけは真実だったのかもと思った。
- ムービークリニック
4.0点
物語は、泣く・キレる・謎・恋愛・罠。 いつか観ようと思っていた作品です。題名と予告編からしてもどんな映画なのか想像つかないまま鑑賞。 これは恋愛ミステリーだっだのですね。前半は依頼人の素性がとにかく謎。顔を見せずにアンティークを鑑定依頼。 人物の素性が少しずつ見えてくるたびに進む恋愛感情。後半は男女の物語。 依頼人はずいぶん美人じゃないか。という違和感は生まれる。幼少期から使用人さえ顔も見たことのない引きこもりの人物とは思えない雰囲気。ミステリーは深まる。 潔癖症の主人公のキャラも依頼人の美女のキレる泣く謝る性格も抜群の設定。オークションの緊張感もあり、代理人による秘密のオークション参加も面白い。 依頼人家の前に立つカフェから見つめる主人公。謎の小柄な女性。この存在も抜群でしたね。 3人(いや5人か)の長年かけての用意周到な策略。孤独の哀愁の利用。 終盤にふたりが愛を確かめ合う姿。ふたりの愛の物語にのめり込む私。歳の差の奇跡の出会い。 笑顔で終わりたい。愛の昇華を見たい。 でも自宅に招き入れて秘密に収集した歴史的絵画の部屋を彼女に見せる主人公。ミステリー作品を多く観てきた私は、『まさか』と思う。まさかね。いやそんなことしないよね。 そこまでやるか。 オートマタは嘲笑うように不気味に喋る。 リベンジさせてあげたい。いやリベンジするべきだ。 後味悪いが抜群に面白かった。
- yum********
4.0点
ネタバレ直感って大事。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - nez********
3.0点
ネタバレ嫌な予感は的中する…
このレビューにはネタバレが含まれています。 - sya********
3.0点
これはその過程を楽しむ映画 ただこう都合よく上手くいくものか、、 こんなに頭がキレる人なら尚更に
- U5
4.0点
ネタバレ上品かつ切ない作品
このレビューにはネタバレが含まれています。 - his********
5.0点
物語の中盤、鑑定士ヴァージルと美人依頼人クレアがラブラブモードになったものの、何かあると思っていたが、エンディングはやはり悲しい結末。 切なすぎる。 展開はスピーディかつミステリアスで、ムダな箇所もないと思われ、脚本がすばらしい。でも作品のタイトルの邦題「鑑定士と顔のない依頼人」はなぜこれ?という感じ。原題のままのほうが絶対いいと思うのだが・・
- とし
3.0点
2022年4月9日 映画 #鑑定士と顔のない依頼人 (2013年)鑑賞 主人公がいい人ではないけど、そこまでやり込めなくてもと可哀想になっちゃいました
- ate********
4.0点
ネタバレ面白かったです。人選ぶけど。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - off********
2.0点
ネタバレラストの展開が透けて見える
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ylh********
5.0点
ネタバレアートな脚本。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mar********
4.0点
地味系ですが、静かでクラシックな雰囲気があり、内容が深いです。 メインの登場人物は、初老で独身の偏屈で孤独な資産家の美術鑑定士と、彼のオークションには必ず顔を出す贋作絵師の白髭の男、どんな品物でも器用に直して見せ、女にモテる凄腕の若い機械エンジニア、そして、決して姿を見せたがらない謎の女性依頼人など数人ですが、「まさか!」と思うオチは圧巻の一言に尽きます。 近年、稀に見る名作だと思います。
- oma********
2.0点
色々情報設定が紹介されていない部分が多いため、芝居の質感と人間の条理を基本でしか推測できませんが、あの芝居であの設定の計画がどのようになされたのかがまったくわからなくなりました。ずいぶんと長いこと準備をしていたということなのでしょうか? それにしては随分と確率の悪い準備だと思えるし、、、。この辺の整合性がつかないまま映画が進んでいったのでどうも映画の嘘だけに騙された気がして釈然としません。つまり、彼らは何をやりたかったのか? そして作り手は何を描きたかったのか? ってことです。途中のセリフで贋作でも真実だか魂だかがあれば本物だというようなことを言ってましたが、この映画にそれはあったのでしょうか? 金のかかったニセモンでした。
- えぬあけ
4.0点
ネタバレ必ず2回観ます。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mim********
3.0点
潔癖症で女性経験のない敏腕鑑定士が、声だけで姿を見せない若い女性から鑑定依頼を受ける。最初は姿を見せない依頼人に腹を立てるも、鑑定品の中に貴重なお宝を発見し、何度も通ううちに依頼人と恋に落ちていく… オークション、美術品、贋作、純愛と様々なテーマが織りなすストーリーに興味が沸いてラストまで一気見してしまいました。 老人と若い女性の純愛と思いきやラストは衝撃的でしたね。 男性としてはわかっていても、突き進むしかないのでは? なんとも、切ない作品でした。
- rin********
1.0点
ネタバレ話の展開読めてましたよ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - spo********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - パブりんご
4.0点
ネタバレやるせないなぁ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - edo yabo
4.0点
トルナトーレ監督が、仕掛ける一風変わったミステリーです。小さな謎を積み上げた構成が、主人公と観客の興味を引き付けるとともに惑わせます。 オークショニアであり天才美術鑑定士であるヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)が、謎めいた鑑定依頼に翻弄されていくさまを、描いています。 潔癖症で偏屈な主人公は、幼少期の虐げられたともいうべき苦しい経験から、かなり屈折した人格形成となったようです。人間嫌いで女性を愛したこともない。愛する物は女性の肖像画で、自宅の隠し部屋に貼りめぐらせています。 比べてはいけないのでしょうが、日本でときどき話題になる、アニメやコミックの世界を愛する2次元ファンを思い出させます。実態のある3次元の生身の人間を愛せないのです。 そんな2次元オタクが、老人という域に入って初めて女性を愛するのですが、その狼狽ぶりは滑稽でもあります。経験値がないので、愛は盲目であるとともに、なにかと疑心暗鬼になるという思春期のような精神状態なのでしょう。 老いらくの恋は、結構情けなく見えました。年寄りの冷や水以上に、老醜を感じてしまいました。 物語は、ヴァージルが、資産家の両親が遺した美術品を査定してほしいという依頼を受けることから始まります。しかし、その屋敷を訪ねても依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さず、謎めいていくのです。 何度か査定のために屋敷に行ったヴァージルは、壁の向こうに隠し部屋があることを突き止め、クレアの姿を覗き見、その美しさに惹かれていくのです。 また、依頼の美術品の中に歴史的価値を持つものを発見し、こちらも興味をそそるものとなるのです。 美術品と依頼人の両方に心奪われたヴァージルには、まさかの結末が用意されているのでした。 謎のピースは、積み重ねられていきますが、そのすべては嘘であり、ヴァージルはまんまと騙され、愛する肖像画をすべて奪われてしまいます。 登場する主要な人物は、ほとんど全員ヴァージルを騙していたということなのです。 ただ、肖像画を奪うのならば、こんな手の込んだことをしなくてもできたように思うので、主犯(多分ビリー(ドナルド・サザーランド))はヴァージルに根深い恨みがあったように思います。 映像を見る限りでは、療養を要するほどのダメージとなっていたようです。 超一流の審美眼を持つ男が、人間を見たとき、鑑定を見誤り、その目は生身には役立たないという皮肉たっぷりなのです。 ところで、ラストのカフェ?「ナイト&デイ」のシーンで、ヴァージルは連れがあると言います。 この意味はどういうことなのか、僕には最後の謎でした。
- kat********
4.0点
ネタバレ怖いお話でした
このレビューにはネタバレが含まれています。