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オー!ファーザー (2013)

監督
藤井道人
  • みたいムービー 133
  • みたログ 545

3.21 / 評価:351件

『オー!マザー』 だな

  • fg9******** さん
  • 2017年3月10日 14時50分
  • 閲覧数 2020
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …伊坂幸太郎の作品は全部読んでいるので、愉しみに観る。
 …あらすじは、解説のとおり。
 高校生の由紀夫(岡田将生)には4人の父親がいた。
 どういう事情でこんな状況が生まれたのかというと、昔、母親が4股掛けていて誰が父親だか解らないので、別れるくらいならば4人全員が夫となって、一緒に住み着いてしまったのだった。
 4人の父親のタイプは次のとおりだ。
 鷹:ギャンブル好き(河原雅彦)、葵:眉目秀麗の女好き(村上 淳)、勲:体育会系の教師(宮川大輔)、悟:博識の講師(佐野史郎)。
 で、ある事件に巻き込まれた由紀夫を、4人の父親たちがそれぞれの個性を結集して救い出す話し。
 物語の展開は、伊坂お得意の中盤まで伏線を散りばめておいて、その伏線が終盤で一気に回収されて、スッキリ爽やかハッピーエンドとなる物語。
 原作はだいぶ前に読んだので細かいところまで覚えていないが、ストーリー自体は概ね原作に忠実と思われる。
 終盤の、テレビのクイズ番組に出て手旗信号を送るところとか、窓から飛び降りて電線を伝うシーンは、もっとハラドキ感・スピード感・スリル感があったように記憶している。
 やはり、伊坂原作の映画化は、中村義洋監督で観てみたい。
 そうすれば、由紀夫の幼馴染の鱒二の配役は濱田岳あたりになっていて、もっと爽やかさが増したかもしれない。
 父親が4人もいるなんて良いなぁ、と感じがちだが、その折の由紀夫のセリフはチョッピリ泣かせる。
 『父親が4人いるということは、1人ずつ死んでいく分けだから、悲しみも4倍なんだよ。』……た・し・か・に……。
 ところで、クイズ番組に出た悟は、ファイナル・アンサーに正解して1000万円獲得出来たのだったか?
 そんなことはどうでもよろしい、ってか……。
 そんなことより、4人の父親の心を今も繋ぎ止めておけるお母さんは、どんだけ魅力的で剛毅なんだ!
 一度もその勇姿?を現わさなかったが……。
 『オー!マザー』 だな。

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