あらすじ・解説
1963年11月22日、テキサス州ダラスを訪れていたジョン・F・ケネディ大統領がパレード中に何者かに狙撃され、病院に搬送された。その様子を偶然撮影していた8ミリカメラ愛好家のエイブラハム・ザプルーダー(ポール・ジアマッティ)や、瞬時に国を託されたリンドン・ジョンソン副大統領、容疑者とされたリー・ハーベイ・オズワルドの家族など、暗殺事件は多くの人間の運命を激変させる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(61件)
- yok********
5.0点
過度な演出はなくケネディの突然の死にあの時、あの時間に関わった人々の心の様が迫るように感じられました。。。ケネディ暗殺のドキュメンタリーや映画はよく観ますが、この作品は犯人の謎ではなく、ケネディを失ったアメリカの人々の絶望と犯人にされたオズワルドの家族の立場も描かれていた秀作でした。
- おおぶね
3.0点
小さい頃、日米初の衛星放送があるというので待っていた。 流れてきたのはこの暗殺の放送だった。 夏には『魚雷艇109』が公開されていた。 少年雑誌にはケネディの軍人時代の武勇伝が載っていた。 姉の週刊誌には「キャロラインの日記」が連載されていた。 数日後には葬列を見守るジョン・ジョンの映像が映った。 初めてボタンダウンというものを知った。 訳が分からなかった。 今も分からない。 この映画でケネディの国葬とオズワルドの葬儀が同じ日だと知った。 ウソだと思ったが、本当だった。 更にオズワルドが殺されたのも訳が分からなかった。 すごい国だと思った。 選んでおきながら、殺すなんて。 しかも、真実がまるで分からないなんて、あまりにも大きな陰謀。 それにしても、お粗末な国だと映画を観てて思う。 棺桶の運び方に凝縮されている。 この映画を観て分かったことはまだ生きていたということだ。 大統領がアジソン病だと初めて知った。 ジャッキーをどう守るかという話が出てきて、大統領夫人というものの身分はいつも不安定だと分かる。 陰謀説がいっぱいあるが、僕はジョンソン副大統領の陰謀説を信じている。 権力の移行があまりにも速やかだった。 当時のテレビを覚えている。 分からないようにできる一番の権力者だった。 オズワルドのお母さんは狂っている。 でも、誰にも真実が分からない。 変な国だ。 みんな狂っている。
- mie99
2.0点
病院のシーンが意味なく長過ぎる。ザックエフロンを映す為かな?
- 柚子
4.0点
ジョン・F・ケネディ暗殺事件を扱った作品は、たくさんあるけれど、いろんな角度から見れるのは面白い 当時の実録と、上手く組み合わせて見せる手法も面白い あの有名過ぎる、暗殺の瞬間の映像をたまたま撮ったおじさんの動向も興味深い 大統領が暗殺されたのに、面白いなどと言う表現は不適切だろうが、関わった医師、警護官、FBI、犯人とその家族といった人たちの視点が、映画として面白い 日頃、冷静で優秀な組織の人間たちの混乱ぶり 想定外のことが起きたときの、人間の行動が面白いと思う みんな人の子なんだなって オズワルドの動機や、あの瞬間までの動向 オズワルドを撃った犯人 まだまだいろんな角度から描けそうだが、表に出てはならない組織が暗躍てしそうで、怖い?
- fiv********
5.0点
これは、公開中に観られなくてやっとBSで観られた。 もう冒頭からリアルな映像で引き込まれた。 ダラスでは、大きい病院なのだろうけどまさか大統領が運ばれて来るとは、しかも頭を撃ち砕かれた状態で懸命に治療する医師と看護師は血まみれ 。 呆然と立ちすくむシークレットサービスの白いワイシャツも赤く染まっている。 そして、ジャッキーが震える手で大切に包み込むものは何か。 最近、映画「ジャッキー」が公開されたがこの作品でのジャッキーの登場は極めて少ないがインパクトでははるかに凌ぐ印象である。 更に、犯人と想定されているオズワルドも知られざる正体が母親の口から語られる。 また、世界中が何度も目した暗殺シーンの映像を撮影した人物についても取り上げられている。 その他初めの情報が多く真意のほどはわからないが本当に興味深い作品である。
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