2013年12月21日公開

ルートヴィヒ

LUDWIG II

1402013年12月21日公開
ルートヴィヒ
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

バイエルンの皇太子ルートヴィヒ(ザビン・タンブレア)は、15歳のときに観た歌劇「ローエングリン」に魅了され、ワーグナー(エトガー・ゼルゲ)をあがめるように。ルートヴィヒは権力には見向きもせず、ひたすら芸術に夢中になった。そして18歳で王となり、ドイツ連邦の主導権争いが高まり戦争が不可避な状況下でも、平和に必要なのは詩と音楽の奇跡であると信じていた。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(22件)

悲しい28.6%切ない23.8%ゴージャス9.5%ロマンチック9.5%かっこいい4.8%

  • rei********

    3.0

    ルートヴイヒの苦悩

    ルートヴイヒの、王であるのに、いや王であるからこその苦悩が描かれている作品。 実際にノイシュバンシュタイン城にも行ってきたが、未完成のまま現在に残っている姿が、物悲しい。

  • joz********

    5.0

    人生は物語じゃない

    ルードヴィッヒII。 ルキノ・ヴィスコンティ版が有名ですが、これは後に作られたドイツ版。 なぜドイツが作り直したか? それはヴィスコンティがイタリア人だったからでしょう? ドイツの映画は真面目な国民性が災いして(?)か、おしなべてツマラナイ。 この映画も例外ではありません。 どんだけ真面目なんじゃ?と言いたいほどです。 しかし、ルードヴィッヒIIという人物に迫る上で、真面目のどこが悪いんじゃ? この映画を芸術作品に仕上げようなんて野心は感じられない。 だからこそ真実に近い人物像に迫ることが出来たのではないか・・・とぼくは思う。 ワーグナーとの関係、エリザベートとの関係、桁外れな浪費家、ゲイ・・・。 彼にはキーワードがいくらでも揃っている。 この豊富なキーワードのため、どんな人物像にでも描けるんです。 お分かりのように、それら豊富な情報が彼の本質を曇らせているんです。 映画は淡々と王位継承から水死に至るまでの経過を描きます。 だからこそルードヴィッヒIIの解釈に自由度が与えられるのです。 これは意表を突かれる描きかたです。 ある有名な人物の生きざまに、人々は当たり前のように「物語性」を求めてしまうんです。 物語となった途端、起承転結が必要になってしまうのです。 でも、よく考えてみてください。 あなた自身の人生に起承転結がありますか? 物語性がありますか? そのときそのときを、ただ愚直に生きているだけでしょう? ワーグナーの音楽をふんだんに使っているだろうという予想も外されます。 いかにもドイツ的。 だからこそルードヴィッヒIIに迫ることに成功した映画です。 評価はちょっと甘め。

  • not********

    3.0

    王制はクソだなと感じる映画

    脳内お花畑の王様が国民の金で好き放題する実話系映画です。 やっぱり王制ってクソだなと感じました。 おバカさんに権力持たせちゃダメですね。 王族物なので豪華な内装やお城が出てくるのは目の保養になりましたけど。 でも2時間22分は長かった・・・ あとルートヴィヒ役の俳優さんがちょっとキモイかんじの微妙なお顔だったのが気になりましたね。 一応「美貌の王様」ということになっているのでもう少しイケメンの方に演じていただきたかったです。

  • fg9********

    3.0

    中年のルートヴィヒは、唯の普通のオッサン

     …あらすじは、解説のとおり。  19世紀半ばのバイエルンのルートヴィヒ2世(ザビン・タンブレア)は、少年の頃に歌劇『ローエングリン』に感銘を受け、作曲者のワーグナー(エドガー・ゼルゲ)を崇拝するようになり、以来、国政には全く興味を示さず、芸術分野だけに傾倒していった。  そんなある日、父王の急死に伴い18歳にして王位に就くこととなったが、隣国では戦争が避けられない状況下にあり、自国も何らかの形でその戦争に関わらなければならないのに、『国民に必要なのは、詩と音楽が起こす奇跡だ』とかなんとかのたまって、ワーグナーを宮廷に招いてNO.2の座に就け、毎日毎日、芸術三昧に耽るばかり。  そんな王が、後年、精神に異常を来して自殺するまでの短い生涯が描かれているが、城創りに散財するルートヴィヒに困り果てた重鎮どもが、医師に偽の精神鑑定書を書かせて廃位に追いやったように描かれている。  また、この王はホモセクシャルで、侍従との道ならぬ恋も描かれ、女性として唯一気を許していたエリザベートの妹のゾフィーとの婚約、急転しての婚約破棄なんてのも描かれている。  140分という長さは幾分退屈にも感じられたが、ルートヴィヒを演じるザビン・タンブレアは、芸術こそ我が命的な繊細で危うい雰囲気は見飽きなかった。  しかし、14年後に飛んだ中年のルートヴィヒは、髭モジャの唯の普通のオッサンで、王らしさが全く感じられずに違和感が残ったが、一見の価値くらいはあったかな。

  • kih********

    4.0

    勉強にはなるけど、好きにはなれない。

     こういう王様も居らっしゃいましたか。音楽家、特に作曲家にはいわゆる“困ったサン”が多いのは周知のことですが、音楽ファンの中にも“困ったサン”が居るのですね。この方の場合は一国の王なのだから、なおさら“困った”ことです。  宮廷音楽家のワーグナーさんにも困ったものです。パトロンに寵愛されると我がままの度が過ぎて来ます。こういう時よく「音楽のため」「芸術のため」と言います。おそらくご本人たちも本気でそう思っているようですが、そこに社会との協調性はありません。  音楽に限らず、また芸術にも限らず、宗教や思想信条でも同じことで、心酔していることについては他者との協調は無理なのでしょう。理解し合っているように見えても、やがて理解に齟齬が生まれ、ついには決別しかねません。そのいい例がこの王様と作曲家の関係です。身辺の実生活においても、そういう例はいくらでも見て来ました。  こういう芸術家は政治にも権力にもよく利用されます。チヤホヤされて、煽てられると弱いようです。仕方ないんです。そういう“困った”性分なのでしょうから。で、彼の音楽は? いいんじゃないでしょうか? 壮大で、美しくて、等々……。こういう音楽はこういう“困ったサン”でないと書けないのですか?

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ルートヴィヒ

原題
LUDWIG II

上映時間

製作国
ドイツ

製作年度

公開日

ジャンル