普段ダメなホラーだけど見られた
- 映画のこづち さん
- 2013年11月28日 21時12分
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- 総合評価
台湾ホラー。もちろん惨殺シーンはあるのだが、少しコワめのサスペンスといった感じ。
倒れて意識不明のチュアンは、山奥に住む父親のもとへ送られる。意識を戻すと凶暴になって惨劇が起こり・・・別人格が入り込んだ息子と父の戦いが始まる。
山奥や夜のシーンが多く、暗い。暗いのだけど静寂の美しさというか、澄んでいるような感じが伝わる。でもそれが急に破られたり、遺体埋めてたりジワジワとこわい。
親子の戦いとあるが、カラダつかって「うおぉ~」とかヤリあうんでなく、言葉の攻防みたい。夢で見たという、猟銃持った3人の男たち、車に乗せるか否か、そんな問いが何度か繰り返されるのだが、遅れて途中から見たため過去の現実なのか答えによって相手の考えを探ろうとしているのかナゾだった。最初から見てたらわかるのかな。
一番コワイのは、息子が、小屋に閉じ込められているのに次々と殺戮をするところ。
「そんなん警戒してたら大丈夫やんか~」と思いそうだが、それが大丈夫じゃないんだな。小さな窓から外にいる相手を殺していくのだ・・・ひえぇ~。
おそろしいけど、冒頭からちゃんと見たかった作品。
(東京国際映画祭P&I上映で鑑賞させていただきました、ヤフー映画さんありがとうございました。)
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