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ヨコハマ物語
2013年11月16日公開

ヨコハマ物語

1202013年11月16日公開

raz********

3.0

ネタバレストーリーは綺麗だけど

今まで成功できなかったのは私のことを分かってくれる人に巡り合えなかったからという思想でなりたっている映画だと思います。 だから、家庭や仕事に問題を抱えている彼女らが幸福になるために必要だったのは、努力ではなく、自分のことを分かってくれる誰かと出会える幸運でした。 人間は自分が抱えている問題の原因は自分にあると優等生的に考え、しばしば自分を責めがちですが、そればかりだと内にこもってしまい精神が悪化していくわけで、この映画は外に問題の解決を求めてみようよと提案するものだと思います。 登場人物たちは「シェアハウス」で共同生活をすることで、お互いのこれまでの不幸を支えあうことで分散させてその重さを軽くし、それと同時に幸福感もみんなで喜ぶことで増幅させました。 このストーリーの流れは綺麗です。 ただし、内容がお花畑で説得力に欠けるのも事実です。 このシェアハウスでの暮らしは僕には一時しのぎ感が強く、その後、二番底が訪れそうな気がしてなりません。どうしてそう感じるかというと、幸運は長くは続かないからです。この映画のストーリーには、何かきっかけがあれば一瞬で崩れ去りそうなもろさがあります。 よくよく考えると、この映画は簡単なようでけっこう難しいテーマを扱っているんですよね。幸運ってのは悪く言うとご都合主義のことですし。気落ちしている人に、そのうち良いことあるよなんていったら無責任と怒られちゃいます。そういう場合、定番なのは笑う門には福来るです。 ところで、なぜ「ヨコハマ物語」というタイトルになったのか。たぶん、横浜は異国人を広く受け入れて発展した港町だからかな。見ず知らずの人たちをシェアハウスに引き受ける様子がその横浜と一緒。横浜がカタカナなのもそういうことなんでしょうね。 発想は良いですね。でも非現実的。しかも横浜と幸運はあまり結びつかない。 しかしながら、この映画のように楽観的に人生を過ごせたらと思います。

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