あらすじ・解説
交通事故で奇跡的に助かったものの、左半身と記憶能力に後遺症が残ったつかさ(北川景子)。そんな過酷な状況でも明るく前向きなつかさに、タクシードライバーの雅己(錦戸亮)は一生愛すると誓う。多くの障壁を乗り越えて結ばれ、小さな命を授かり、幸せの絶頂というそのとき。二人にとってつら過ぎる運命が待ち受けていた。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(236件)
- たーちゃん
2.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - t
3.0点
錦戸亮の芝居に見えない自然すぎる演技がいい。 台本の台詞では無く、まるでその場で感じたことをアドリブでそのまま発言してるみたいに自然。 映画のストーリー自体は中だるみも感じた。 もっと尺を短くまとめてくれたらもっと良かった。
- つとみ
4.0点
「孤独な魂」とは、作品内にもつかさの日記のような形で引用されるヘレン・ケラーの、愛の定義の中に登場する言葉だ。 作中ではヘレン・ケラーが愛とは何かをサリバン先生に問う場面が文字で出てくる。問うだけでサリバン先生の返答はない。 映画では出ないが、サリバン先生はヘレン・ケラーに愛とはどのようなものか教える。そしてそこからヘレン・ケラーが導きだした愛の定義。 軽いネタバレになりそうなのでヘレン・ケラーの言葉は紹介しないが、つかさは「孤独な魂」=愛を受ける者として描かれている。 つかさは健常者ではないからと受ける事柄に対して反抗的だ。冒頭の体育館のコートの取り合いのときからそうである。なめられたくない、自分でも出来ると、独り暮らしもしている。実際はヘルパーさんの助けを借りてなんとかなっている状況だが、可哀想、可哀想と守られることをよしとしない。これはつかさの「孤独な魂」がそうさせているのだ。 本当は、つかさは自分が思っている以上に愛情を受けてはいるのだが、記憶障害のせいで彼女の孤独は増すばかりなのも悲劇としか言いようがない。 そんなつかさがまーさんと出会い、「孤独な魂」は変化していく。 象徴的なのがメリーゴーランドの場面で、作品冒頭のつかさであればもっと反抗したはずだが、まーさんの愛を受け始めていた彼女は反抗する意義を失っていたのだ。 そして二人を中心に世界が回り始める、とても良いシーンだった。 この手の、悲劇が起こるラブロマンスは好きではないのでほとんど観ないせいか、本作はなかなか楽しむことができた。 つかさとまーさんの関係が進展していく過程が丁寧で、主演二人の演技が悪かったとはいわないが、演技を越えた演出で愛の成長を表現できていたのは良かったと思う。 最後に本当の感想を書くと、「ダイハード」のマクレーン刑事なんか目じゃないほどの、すごく運の悪い人って実際にいるんだなってことと、ヘレン・ケラーの映画「奇跡の人」が観たくなった。
- k39********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - you********
4.0点
塩田監督、ひねくれずに普通に泣ける映画にしたらもっとヒットしたのに・・・
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