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7番房の奇跡
2014年1月25日公開

7番房の奇跡

MIRACLE IN CELL NO.7

1272014年1月25日公開

unm********

4.0

ネタバレ刑務所兼、託児所。音楽も最高。

本作は他の方が仰る通り「泣ける映画」として観ない方がいいですね。 障害を持つ方の権利擁護や冤罪モノに奇跡は起こるのか?というテーマをリアルに描いた作品という印象でした。 囚人達との温かい触れ合いや冤罪を晴らそう!と皆が協力して試行錯誤する展開も素晴らしいですが、、 娘のイェスンはセーラームーンで「正義の名の下にお仕置きよ」と言い→弁護士になった彼女は「正義の名の下に父を許します」というシーンがあります。 娘の為にやってもいない罪を認め、その後に娘を1人にさせてしまった事に対し「許す」という表現で父を偲び、無罪を勝ち取ります。 こういう伏線的なセリフもこの映画の魅せ方として上手くできてると思います。 ただ矛盾した言い方にはなりますが「泣ける映画」とわかって観ても最後のシーンは涙ボロボロになり嗚咽するくらい胸が苦しくもなりました。 観る人によって色々なキャストに感情移入できる名作だと思いますが胸糞の様な悲しい気持ちと温かい気持ちが混同するファンタジーな作品でした。 娘の誕生日祝い、7番房で「私のパパなってくれてありがとう」と娘がお辞儀し、「パパの娘に生まれてきてくれてありがとう」と言い、死刑執行される直前のシーンは怖くて悲しくて忘れられません。

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