カメレオン対決
- mem***** さん
- 2018年10月3日 16時58分
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- 総合評価
役作りでも定評のあるふたりの名優対決とあれば期待してしまうもの。
この勝負は存在感と役作りでトラボルタの圧勝だ。
ただし残念ながら、設定からいってもふたりとも歳が行き過ぎ。回想シーンでのデニーロは老いを隠せず哀しすぎた。デニーロはアクションも頑張っているものの、退役軍人というよりもただの好々爺にしか見えない。
ボスニア戦争から18年後という設定は、デニーロとトラボルタを出したいがための年齢的にギリギリの設定だったのか。そもそも18年間も復讐心を持ち続けられるものなのか。
そして戦いでお互いに脚や口などに残酷な負傷を受けるが、異常な回復力で泳げたり歩いたり喋ったりするのは、あまりにも違和感がありすぎた。
高評価をつけたいのに、所々安易で全体的にはなんともチグハグな印象なので評価しづらい。
いつも思うことだが、邦題は誰がつけるのだろう。
キリング・シーズンをキリング・ゲームに変える理由は?
この映画は狩猟を小道具として舞台にしているのだから、キリング・シーズンは狩猟解禁シーズンという二重の意味もあったんだと思うのだが。
キリング・ゲームというと、もっとお遊びとしてのゲーム的な印象を受けて意味合いがずっと軽くなるので残念だ。
無意味な改題はしてほしくない。
映画のタイトルも作品の重要な役割だと思うから。
詳細評価
イメージワード
- 不思議
- 不気味
- 勇敢
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