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FLU 運命の36時間 (2013)

THE FLU

監督
キム・ソンス
  • みたいムービー 49
  • みたログ 327

3.67 / 評価:249件

うわぁ、あるあるある!

  • lma***** さん
  • 2020年4月28日 12時49分
  • 閲覧数 1343
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ウィルス関係の映画(言葉が不謹慎ならお詫びする)
この映画はそれ+ 間違いなくパニック映画。
それも人の行動に特化して。
※ウィルスに侵された者は、咳+発熱。形状は変化がなく主に吐血。

++++++++++++++++++++++++
この映画は「悪い面」でも「良い面」でも予想どおりが詰め込まれた映画だ。
在り得ない、なのに現実的。
これが恐らくこの映画の最高なところかと思う。

この手の映画でよく見かけられるのは
「何かが起こる」→「解決」→したのも束の間「新たな問題が」…だと思う。
しかしこの映画はもう!ほんとに容赦なく即時に「予想通り」が続く。
人々の行動。症状の発症。事態の変動(急変)。中間役人の反応…
それら「悪い予想」が同時に発生しながら映画は進む。解決の隙間が無い。

例えば(以下 完全ネタばれご注意 ※結果は無し)

ワザとか!とばかりに 人に向かって飛沫を振りかける人々…。
少年は、助けられたトラックから住宅地へ逃走。
防菌された弟に、制止を振り切って駆け寄り揺さぶる兄。
近寄るなと言われても「なんで?」と離れない少女。
営業中に突如「営業中止」になり、客がいるままシャッターがしまる店。
女医にしがみ付いて離れない女性。
幼い女の子にワザと(?)近づいていく末期の男性。
いやもう やっちゃいけないだろうという事を まさに!するのだが
どれも人としてというか 自分なら…「解る」気もする部分を突く。
そして安定(失礼)の、信じないお役人と中間議員。
こちらも「いやしかしパニックが…」とグズグズする次元では無く
隣の部下に堂々と「パンデミックって何?」と尋ねる、非常に解りやすい「出来ないヤツ」だ。
この勢いある流れ、なのに混乱しないのは
逆の「良い予想」も瞬間的に解るからかもしれない。
例えば、後ろ姿で登場する大統領をカメラが回って前から映った瞬間!
「この人 絶対頼りになる人ぉおお!!」

登場する主人公も勿論無敵では無いが その意志たるや素晴らしいものだ。
シャッターで区切られた店から、閉じ込められた客を助けようとする場面。
中には発症者もいる。
「こちら側」の女医は、避難用飛行機の席を彼の分も確保し、救助中の彼に一緒に逃げようと誘う。
「僕は残る。あの人たちを助けないと。僕は救急隊員だ」
「あの人たちは それを知らないわ」
「でも 僕は知っている」

ありきたりなセリフ・場面かもしれないがこの「ノンストップー悪い事」の映画で光る光る!

必死で搭乗口へ着いた女医と娘。
無事にゲートをくぐろうとするその瞬間。少女が咳をする。
途端に「咳をしている者は通せない」と止められる。
そこで女医は「ウィルスでは無い 風邪の咳だ」と訴える。
客観的に観ていると「いやいや初期症状は風邪と同じだっただろう?」と確かに思う。思うのだが、「母」として彼女の言葉はとても  解る。

いい意味で 繰り返すがいい意味で「解りやすい」映画だ。
納得しやすい、してしまう と言った方が近いかもしれない。
あり得ない程のパニックを立て続けに描いているのにどれも「解る」。
きっと本当にこんな状態になったら 人は そして私もきっとそうなんだろう。
そういう意味で とても現実的な映画だ。

詳細評価

物語
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演出
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