2014年4月26日公開

ダーク・ブラッド

DARK BLOOD

862014年4月26日公開
ダーク・ブラッド
3.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

妻が亡くなり、以前核実験場だった砂漠に居住する孤独な青年ボーイ(リヴァー・フェニックス)のところに、ある日、ハリー(ジョナサン・プライス)とバフィー(ジュディ・デイヴィス)夫婦がやって来る。車のアクシデントで、身動きが取れなくなった彼らはボーイを頼るが、ボーイは美しいバフィーに対し、次第に心を寄せるようになる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(26件)

切ない26.1%悲しい21.7%不気味15.2%かっこいい6.5%泣ける6.5%

  • まあしい

    5.0

    リヴァーの新作であり最後の作品

    1993年10月31日にリヴァーがこの世を去り、撮影途中だった本作の フィルムは未完成のまま、保険会社の管理下に置かれ倉庫に眠ったまま になりました。 20年近く経ちフィルムが焼却処分されることを知った監督は、アメリカから オランダの自分の手元に戻るように手配しました。 だから、私たちファンは本作のフィルムが監督の元にあるのは、 知っていた。 知っていたけれど、未完成のまま、公開されるなんて夢にも思わなかった。 リヴァーは本作撮影を後8日分残し亡くなった。 撮影されていないそのシーンがどどれほど重要な部分だったのかは、 もちろん公開されるまで関係者以外わからなかった。 最重要なシーンでした。 それはリヴァーとジュディ デイビスのラブシーン。 最初の出会いと終盤のベッドシーンが、抜けています。 この貴重なシーンがないので、ストーリーには説得力が欠けてしまって います。 もちろん監督はわかっていたと思うけれど。 なぜ、この部分が最後の撮影予定になったのか?  なぜ、監督はこの部分がなくても完成させたかったのか? 本作はアメリカ中西部の砂漠で何ヶ月もかけて撮影されていました。 主役の一人であるジュディ デイビスと監督には撮影での確執があり 順調に進んでいなかった。 リヴァーは彼らの間に入り、苦悩していたと言われています。 二人のラブシーンの撮影調整もうまくいっていなかったかもしれない。 だから、終盤の撮影予定になったんだと思う。 この映画に関わった多くの人が過酷な砂漠での撮影で ストレスを感じていてあと1週間で撮影終了というところで休暇がとられました。 リヴァーは久しぶりにロスに戻り、恋人や友達、ホアキンと会い、 ハロウィンパーティーに出かけ、羽目をはずして帰らぬ人に・・・・。 だから最重要箇所のラブシーンが欠落してしまっているのです。 監督は数年前に大病を患い、余命宣告を受けた際に本作を完成させ 公開しようと思ったそうです。 私は映画を観るまで、公開には懐疑的だった。 監督の売名行為か金銭目的か、そんなところだろうと少しだけ思っていた。 観終わったあとには、何もかも払拭されていました。 本作を世界中で公開しても興行的に成功するとは思えないからです。 ただただ、監督のこの映画に対する執念を感じました。完成させるのには 大変な苦労があったっていうことが想像できる。それでもよみがえらせたかった のはリヴァーへの情愛です。 冒頭の犬の遠吠えを真似るリヴァーの顔のアップ。 その画は「スタンド バイ ミー」のクリスを彷彿とさせ、数秒間の 「素顔のリヴァー」が映し出されました。 リヴァーが演じたボーイという男は、ネイティブアメリカンの血を 受け継ぎ、核実験で自分たちの土地を追われながらも、砂漠に一人で 住み続けているミステリアスで孤独な人です。 すごくピュアで優しく親切なんだけど、時にエキサイティングで怖くて 尋常さに欠けてて、それでも底知れず魅力的。 ジュディーデイビスは人妻でありながら、ボーイに惹かれながら拒否すると いうことを繰り返す。 このボーイって役柄は実際のリヴァーの魅力とリンクしていて 巧く引き出せていると思う。 「スタンド バイ ミー」「旅立ちのとき」「マイ プライベート アイダホ」 など自身の「素顔」を魅せる演技は高い評価につながったのだけど 本作のリヴァーもそれに近い。 映画そのものは、シーンがところどころ抜けているので評価 できないのだけど、人生の終盤にこの映画を選んで完成させて くれた監督と関係者に深く感謝します。 ありがとうございます。 写真で見るよりも幼い23歳の美しいリヴァーを美しい映像と音楽で 観れたことは世界中のファンにとっては奇跡です。 ラストシーン近く渾身の演技を見せたリヴァー。 瞳孔が開き瞳の色が変わり、光り輝いた瞬間の彼の目、顔を私は一生 忘れないだろう。 現実でもあんなふうにして亡くなったのだな。 20年経ってリヴァーが改めてみんなにお別れを言っているようでした。

  • まー

    2.0

    努力は認めるけれど…

    主役が死んで十数年後に今際の際の監督が執念で完成させた… と、いう制作背景だけ見るとそれだけでドラマチックで魅力的。 だけど残念ながら作品として見ると、 未撮影シーンがナレーションで補完されている電動紙芝居でしかなく、 わかりにくさと物足りなさは否めません。 ストーリーや設定、時代背景としては、 移民と先住民の確執や核実験批判などなかなか深いテーマもあり、 狂気にかられていく青年の姿やサスペンス感もそこそこ、 監督が望んだ真の姿で完成したら佳作になったかも? と、いう印象は受けましたが、 とりあえずこの状態での私の評価はこうです。 それに今の時代に、あのリバー・フェニックスが~とか言われても、 若い人や知らない人に訴求効果はないでしょう(苦笑) 亡くなった彼のファンの多さ故の高評価なのでしょうかね? 少し美化しすぎな気がします。

  • Tengok wayang

    5.0

    ネタバレリバーフェニックスの遺作になるなんて

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • predawn

    3.0

    ネタバレリバーフェニックスの存在感

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • gre********

    4.0

    切実さが伝わってきます

    主人公の言動や仕草は野卑なんだけど繊細で、まるでリバーそのものの様で苦しくなりました。  中年になった貴方の演技も見続けたかったよ、、。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ダーク・ブラッド

原題
DARK BLOOD

上映時間

製作国
アメリカ/イギリス/オランダ

製作年度

公開日