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神様のカルテ2
2014年3月21日公開

神様のカルテ2

1162014年3月21日公開

のんのん

5.0

心温まる、真面目で、しっかりとした作品★

あまり評価の高くなかった、前作も好きな作品ですが、 今作品は、前作以上に良かったです♪ 原作は、自身が医師でもある作家 夏川草介さんの、同名小説。 地方病院に勤務する内科医栗原一止<櫻井翔>は、 日々忙しく、出産を間近に控えた妻榛名<宮崎あおい>と 過ごす時間もない。そこへ、医大同期の進藤<藤原竜也>が、 赴任してくる。しかし、進藤は残業もせず、夜間の呼び出しにも応じず、 看護師や、一止と衝突する。実は、進藤にはある事情があるのだが、 そんな折、貫田内科部長<柄本明>が、病で倒れる。。。。。 一止が勤める本庄病院は、24時間365日対応の救急病院 夜間病院で仮眠していた一止が、急患で起こされた時の、 「五分も眠れた」という言葉には、驚かされる。 当直明けで、そのままカンファレンスに出て、 診察をするという、ハードさ。 一止は、医師の中で一番診療時間が長く、 事務長に、もっと短時間にするようにと叱責される。 「医療はボランティアではなく、ビジネス」と言い切る 病院事務長の方針に、一止は納得できない。 最近は、タクシー代がもったいないからと、 救急車を、タクシー代わりに使うという、 とんでもなく、非常識な人達もまれではなく、 結構、いるそうだ。 自分の不摂生を改めようとしないで、 医療に頼るだけの人も多いらしい。 まずは、自己管理が大切だと思う<自分も反省> 患者のモラルの低下、身勝手な態度も改めないと、 過酷な労働をしいられている、医師も本当に大変だと思う。 櫻井翔さんは、一止の真面目な変人ぷりが板につき<笑 違和感なく、自然な演技で良かった。 私は宮崎あおいさん演じる榛名が大好きで、 フワッとした包み込むような、やさしい雰囲気だけど、 凛としたしっかりとした感じの、ステキな女性。 宮崎さんは、役柄にぴったりはまり、 ナチュラルな演技が、とても良い!! 柄本明さんは、渾身の熱演で、素晴らしい! 市毛良枝さんは、控え目で優しい妻の役が、ピッタリ。 藤原竜也さんは、他作品では、舞台調な演技が気になる事も あったが、今作は医師役がはまり、違和感なく良かった。 池脇千鶴さんは、頼りがいのある看護師役で 作品を、しっかりと引き締めている。 御嶽荘の新住人の濱田岳さんは、深川栄洋監督から、 「とにかく榛名さんを、好きでいてください。榛名さんを好きであれば あるほど、それ以外の人に悪態をつけるようになるから」と 今作品を演じるにあたって、それだけを注文されたそうで、 榛名と話す時は、満面の笑顔で感じが良いのだけど、 男爵や一止と話す時は、ガラリと変わり、ツンツンした態度で、 あまりの、態度の違いに、笑ってしまったけど、 監督の注文を、しっかり演じていたと思う。 アルプスの山々の風景は素晴らしく、心が洗われるようだ。 夕焼けのカットも、茜色が鮮やかで、とても美しい。 信州松本の自然の映像が、素晴らしい! 御嶽荘の、レトロな感じと、夜の灯りの中での 幻想的な雰囲気も、ステキ♪ 一止と、進藤の友情も、胸にジーンときた。 貫田と一止は、頑固な変わり者で似たもの同志だが、 医師としての、「信念」を貫いている態度は、 立派で、素晴らしいと思った。 そして、その医師二人に寄り添い、支えている、 妻たちも又ステキで、素晴らしい。 中盤からは、泣いている人が多かった。 私も、ラストでは涙がこみあげてきて、 エンディングの、辻井伸行さん作曲の美しいメロディーと、 サラ、ブライトマンさんの、透き通るような歌声に、 さらに、心をうたれて、涙があふれた。 夫婦の絆、医療の在り方、共働きの子育て、 いろいろな大切な事が、描かれている。 派手さは、まったくなく、地味だけど、 しっかりとした、心が温まる、とても良い作品です!★

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