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ダラス・バイヤーズクラブ
2014年2月22日公開

ダラス・バイヤーズクラブ

DALLAS BUYERS CLUB

R15+1172014年2月22日公開

おおぶね

4.0

エイズで絶望するな

 遠藤周作に『灯のうるむ頃』とう小説があって、ガン特効薬に挑戦する日本人医師とそれにすがる人々を描いた実話だった。  こちらも実話だそうだが、エイズの開発をしている会社がいっぱい出てきて、薬害の話も出てくる。  ひっどい映画だと思うが、見るべきところもある。  ガンの特効薬と薬価の問題がオプシーボで話題になったが、開発にお金がかかる企業としては高くしてもらわないと困る問題がある。  少しでも薬効があるとされると、いろいろな事件が生まれてくる。  いろいろ制約があるから、製薬会社というのだ。  今はなき林原が実名で出てきて驚いた。  インターフェロンの開発でがんばっていた頃の話だ。  映画でも言及されるロック・ハドソンや哲学者ミシェル・フーコーなど多くの人がエイズで亡くなっている。本人も同性愛者に偏見を持っていた。    法律をくぐってどうやって薬をばらまくか、いろいろなヒントが出てきた。  日本ではあっという間に逮捕されるだろう。  アメリカ人は好きではないが、こうしたチャレンジャーがいる限り、トランプが大統領になっても大丈夫。トランプがエイズになれば、きっとこの映画のように考え直すだろう。  

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