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花鳥籠 (2013)

監督
ヨリコジュン
  • みたいムービー 19
  • みたログ 55

3.13 / 評価:39件

へったくそな映画

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2018年3月15日 1時50分
  • 閲覧数 2026
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

 目の付け所はいい。うまく描けてたら、すごくいい意味でエロティックな映画になってたはずのストーリーだと思います。たぶん原作はいい作品なんでしょうね(未読)。
 森野美咲さんの、どんな役でも引かず嫌がらず体当たり、ってい気迫も、とても好感が持てます。
 だから☆1つまでは下げなかった……んですけどね、、、

 それがですね、彼女以外の出演者の演技も、脚本も、演出も、それはもうこれ以上は考えられない、っていうぐらい、へっっったくそでですね、彼女の変態シーンなんか、見てるとこんな映画に出演させられても必死で頑張ってる彼女がもう気の毒になってきて、とてもじゃないけどエロスを感じるどころじゃない。

 念のため。私は官能映画は大好きです、こんなふうに嫌な気持ちにならずに、ほんとにすんなりと入り込めて感じさせてくれるものなら、ですけど。

 で、この映画の駄目な点。挙げ始めたら日が暮れますけど、まあ、いくつか。

 この映画、変態シーンが全時間の95%ぐらいを占めてて、それ以外の日常生活は数十秒という単位でしか出てきません。
 これでは、義父にレイプされ、男性恐怖になりながら、裏ではじつは奴隷となるのにむしろ快感を感じてしまい……っていうその、「裏」だけしか描いてないわけですから、これじゃあ全然「裏」になってません。これが「表」になってます。
 表は平凡で健全な常識人が、裏ではどうしようもなく変態、という話だからこそ、面白いし、共感できる話になるんでしょう。最初に「目の付け所はいい」と言ったのはそういう意味です。ところが、「表」がもろに変態な人を描いたって、それはただの変態です。面白くもなんともない。これじゃただのAVです。しかも非常に出来の悪い。

 男性恐怖という割に、ほとんど見ず知らずのシュウに「脱げよ」と言われただけで素直に脱ぐ、っていうのも、本当の男性恐怖がどんなものか知らない人ですねこれ作ったの。

 もっとこの主人公が、普段はバリバリのやり手OLで、信頼も厚くて、人をアゴで使うようなタイプなのに、ひとたびこのサイトに入室したら……っていう描きい方をして初めてこの変態シーンは生きてくるでしょう。
 官能映画を馬鹿にするなかれ。もっと人間の心ってものをよーく勉強してから心して作ってくださいね。ただ裸にさせてアヘアヘいわせておいたら売れるだろう、なんていうのが通用するほど世の中の人間は馬鹿じゃありません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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