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アースレイジ 合衆国最期の日 (2013)

500 MPH STORM

監督
ダニエル・T・ラスコ
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1.67 / 評価:26件

シャークネードやアサイラムが好きなら…

  • kug***** さん
  • 2018年2月26日 18時22分
  • 閲覧数 360
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

「こんな映画にマジになっちゃって、どーすんの」

アルバトロス配給、アサイラム製作映画です。素材の使いまわしと勢いだけで普通の映画の40%~10%程度の予算で、最短1週間ほどで作られる映画です。まともな映画ではないことを覚悟してみれば、割と楽しめるカモ。

主演はアメリカ生まれの沖縄基地育ちで仮面ライダーの大ファンとして有名な「キャスパー・ヴァン・ディーン」。「スターシップトゥルーパーズ」シリーズの主演(最新作のアニメ映画でも声を担当)として知られていますね。以降はTV映画、低予算続編映画専門のような俳優で、アサイラム映画でもよく見ますね。

 言うまでもなく本作の設定は滅茶苦茶で、「核融合による無限のエネルギー」を生み出す実験「アポロ計画」として、「核融合リアクターによって粒子加速器を動かして大気圏(オゾン層)にビームを放射」。するとなぜかエネルギーが爆発的に増えたらしいです。それにより、竜巻と台風(熱帯低気圧)が数多く発生し」、呼応してさらにリアクターから発生するエネルギーが増大し、そのせいで粒子加速器が停止不能になる。…因果関係が超適当で意味不明です。そもそも、大気圏に膨大なエネルギーを生み出したとして、それをどうやって回収する気なの?
とにかく、アメリカ中を超巨大な竜巻と台風が襲い、壊滅の危機に…ということで、この研究に関わっている優秀な研究員「ネイサン(ディーン)」は異変に気がついて事態収拾のために休暇先から家族と駆けつけようとするが台風に阻まれ、電話での連絡もつかなくなる。重要な実験の時にいないという優秀な研究員(苦笑) まあ、慎重なので所長には嫌われていたようです。お約束ですが、所長は無責任で成果をあせるばかりのバカで、実験をやめさせません。
 とりあえず、台風の影響の受けにくい高地の公園まで家族を送って、あとは軍隊の協力を仰いで研究所と連絡をつけようとします。ネイサンは家族が第一なので、他人は一切助けません。危険に気がついても逃げろと警告すらしません。この辺、人助けをしまくって鬼嫁になじられ続けるシャークネードの主人公「フィン」とは対照的ですね。ちなみにシャークネードファンであれば、シャークネードで見たロケ地と同じCGが多用されてて別の意味で楽しめます。製作が同時期ですし。
 開始から半分ほどで家族が非難した公園が火事になり、ネイサンは事態収拾を一旦やめて家族の救出に。まあ、打開策は軍に伝えた後で、軍が代わりに研究所に伝えてくれましたが。
 ビームが空を横なぎにして台風を破壊! 何で横倒しにできるの!? そもそも、破壊できるかどうか謎ですがこっちは納得できなくても納得するしかない(苦笑) 
 一旦は収まるものの、狙いを外していたために止めはさせておらず、失敗は「藤原効果」による複数の台風の合体を生み、史上例を見ない風速220メートルを超える超巨大嵐「ハイパーケーン」を生み出した。

 嵐、台風(熱帯低気圧)の単位は「F(藤田)」で、これは1971年にシカゴ大学の「藤田哲也」博士が発明した台風の計測法「フジタスケール」によるものです。藤原効果は藤田博士とは関係がなく、日本の「中央気象台(現 気象庁)」の所長であった「藤原咲平」博士が1921年に発表した複数の台風が近くにある場合の6つの振る舞い(相寄り、指向、追従、時間待ち、同行、離反)の総称で、劇中では「大きな台風に小さな台風が取り込まれる」現象である「相寄り」の意味で使われています。しかし、相寄りで台風が強力になるなんて、あるのかもしれませんが聞いた事がない。
 結局、地下を通って主人公はハイパーケーンの台風の目に入り、息子と妻を使った三点測量で正確な位置を割り出し、ビーム攻撃させハイパーケーンを破壊。装置も自爆してめでたしめでたし。
 放射能汚染? ビームを直撃させたので起こらないそうです。
 コテコテのトラッシュムービー(ゴミ映画)です。
 でも、フジタとかフジワラの勉強にはなるかも。間違った知識ばかりつくと思いますが。

詳細評価

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