あらすじ・解説
第2次世界大戦末期、劣勢のドイツ軍から突如現れた一両の重戦車タイガーI改が数に勝るソ連軍部隊に壊滅的な打撃を与える。白味を帯びた車体からホワイトタイガーと呼ばれ、神出鬼没な戦術でソ連軍は苦戦を強いられていた。ホワイトタイガーを撃破すべく、より強力な戦車「T-34/85」を製造したソ連軍は、記憶をなくしてしまった戦車兵に操縦を命じる。
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作品レビュー(25件)
- ヨコスカのヒロ
2.0点
この映画の良さが解らん!監督、脚本家、何を描きたかったのか?莫大な制作費を使わなくても良かった筈、自身では理解できず、最終章になっもこれで終わりって?感じで終演。戦車好きなミリタリーオタクが観るべきかな、映画として起承転結もなく、戦争の虚しさもなく、愛国心もなく、理解不能。哲学ですか?
- oir********
4.0点
粗筋がそもそも不思議だったのだが、ここまで大きく奇妙な方向に振れるとはちょっとばかり驚いている。 とは言っても、中盤以降かなり中だるみし、イリュージョンにつままれた状態にさせられつい意識を失いそうにもなった。要は単純に面白くはなかったということ。 ところが、最後の最期に「ドイツ第三帝国の総統」らしき人物が出てきて、彼のあの忌まわしき思想を聴かされることで謎が解けたような気がした。 ・全身やけどを負いながら奇跡の回復を遂げたソ連兵。 ・神出鬼没で無人操縦のようだが恐るべき破壊力を持つドイツ〝幽霊戦車”ホワイトタイガー。 ・そして、ヨーロッパいや世界にとっても悪夢的人物、ヒトラー。 これらによっていつ果てることのない〝戦争のゴースト”を描こうとしたのかもしれないと。 つまり製作陣はこの作品を見た人間の深層心理に〝戦争ゴースト”に対する「何か」を植え付けようとしたのかもしれない。または単に視聴者を訳わからん状態へと幻惑させようとしたのか・・・ そんな愚説はともかく、終盤の奇妙珍妙な不可思議な終わり方に、なんだかんだ色々考えさせられた問題作。 3.6の四つ星
- kom********
3.0点
戦車戦の緊張があってタイガー戦車の大口径の砲撃音がそれらしい。戦車兵の恐怖も描かれている。ただし、尻切れトンボで何でこういう場面で終わるのか分からない。よく考えるとホワイトタイガーはナチスが崩壊してもヨーロッパ人のユダヤ嫌いや統一という深層心理の象徴で、また現れるよということか。なんだかよく分からない。亡霊が実際の戦車を撃破するという。
- bakeneko
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ym
1.0点
MSイグルー2の61式戦車の話のパクリ。この元ネタ作品もまた、白鯨をモチーフにしている。白きザクを撃破することに取りつかれたエイハブ船長のような戦車兵の悲劇の話。このロシア映画はそれの実写版をやりたかったようで、ティーガーの面取りのどこかSFチックな造形からそれはもうかがえる。 本当ならリアルな実写のレプリカのティーガーを使うはずだった。 戦車マニア的にはリアルなティーガーが動いているだけの、実用性の高い戦車環境ビデオとしても十分に価値があったはずだったのに、コレジャナイ箸にも棒にもかからない非実用ゴミ映画に・・。なぜか売りに出されていたリアルなレプリカはその後どうなったのか。
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