作品レビュー(25件)
- ヨコスカのヒロ
2.0点
この映画の良さが解らん!監督、脚本家、何を描きたかったのか?莫大な制作費を使わなくても良かった筈、自身では理解できず、最終章になっもこれで終わりって?感じで終演。戦車好きなミリタリーオタクが観るべきかな、映画として起承転結もなく、戦争の虚しさもなく、愛国心もなく、理解不能。哲学ですか?
- oir********
4.0点
粗筋がそもそも不思議だったのだが、ここまで大きく奇妙な方向に振れるとはちょっとばかり驚いている。 とは言っても、中盤以降かなり中だるみし、イリュージョンにつままれた状態にさせられつい意識を失いそうにもなった。要は単純に面白くはなかったということ。 ところが、最後の最期に「ドイツ第三帝国の総統」らしき人物が出てきて、彼のあの忌まわしき思想を聴かされることで謎が解けたような気がした。 ・全身やけどを負いながら奇跡の回復を遂げたソ連兵。 ・神出鬼没で無人操縦のようだが恐るべき破壊力を持つドイツ〝幽霊戦車”ホワイトタイガー。 ・そして、ヨーロッパいや世界にとっても悪夢的人物、ヒトラー。 これらによっていつ果てることのない〝戦争のゴースト”を描こうとしたのかもしれないと。 つまり製作陣はこの作品を見た人間の深層心理に〝戦争ゴースト”に対する「何か」を植え付けようとしたのかもしれない。または単に視聴者を訳わからん状態へと幻惑させようとしたのか・・・ そんな愚説はともかく、終盤の奇妙珍妙な不可思議な終わり方に、なんだかんだ色々考えさせられた問題作。 3.6の四つ星
- kom********
3.0点
戦車戦の緊張があってタイガー戦車の大口径の砲撃音がそれらしい。戦車兵の恐怖も描かれている。ただし、尻切れトンボで何でこういう場面で終わるのか分からない。よく考えるとホワイトタイガーはナチスが崩壊してもヨーロッパ人のユダヤ嫌いや統一という深層心理の象徴で、また現れるよということか。なんだかよく分からない。亡霊が実際の戦車を撃破するという。
- bakeneko
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ym
1.0点
MSイグルー2の61式戦車の話のパクリ。この元ネタ作品もまた、白鯨をモチーフにしている。白きザクを撃破することに取りつかれたエイハブ船長のような戦車兵の悲劇の話。このロシア映画はそれの実写版をやりたかったようで、ティーガーの面取りのどこかSFチックな造形からそれはもうかがえる。 本当ならリアルな実写のレプリカのティーガーを使うはずだった。 戦車マニア的にはリアルなティーガーが動いているだけの、実用性の高い戦車環境ビデオとしても十分に価値があったはずだったのに、コレジャナイ箸にも棒にもかからない非実用ゴミ映画に・・。なぜか売りに出されていたリアルなレプリカはその後どうなったのか。
- joz********
3.0点
ロシア映画か・・・ 偏見の塊でありますぼくは、コマ飛ばしで半分くらい見たところで「アレ!?結構面白いかも」と、その後はじっくり見てしまいました。(^_^ゞ この世に素直なロシア人は存在しません。 必ずひねくれています。 それは、長い冬を乗り切るのに不可欠な資質だからです。 それがぼくのロシア人観。 相当な製作費をつぎ込んでいます。 ソヴィエト連邦が消滅して、ずいぶん時間が経ちました。 それでも、政府の目に対する気遣いは身に染み込んでいるようです。 大戦時のソヴィエト将校の描き方なんか、手加減が感じられます。 この映画の最大の謎は、ホワイトタイガーは何を象徴しているか? だって、神出鬼没、必発必中、弾薬無限、1台なのにソ連の戦車を何十台も撃破してしまう無敵の戦車だからです。 途中に意味深な哲学的な台詞があるものだから、観客は煙に巻かれてしまいます。 主人公の戦車兵も、不死身なのか、もう死んでしまっているのかさえ分かりません。 ドイツ軍の降伏文書署名のシーンやヒトラーの独白まで出てきます。 どうやら戦争の本質を描いているらしい。 学生時代にドイツ戦車のプラモデルを作りまくったぼくは、ピンと来るのです。 戦車の歴史って、「装甲vs砲」の競争の歴史だったのです。 即ち、砲弾が貫通しない厚い装甲vs厚い装甲を貫通する砲弾の競争です。 当然、エスカレートする運命にあります。 ホワイトタイガーは戦争が起きると必ず作用する、そういった競争心理を暗示しています。 このポイントが分かると、映画の謎は一気に解けるはずです。 尤も、ややこしい解釈は放っておいて、この映画は戦車好き必見であります。 実際に稼働するT34が大量に出てきます。(5万7,000両以上のT-34が作られた。) 肝心のVI号戦車(タイガー戦車ね)はモックアップらしいけど、ディテールまで再現されています。(1,355両が生産された。) 戦車の内部や、砲手の動きなんかリアルです。 操縦士からの視野なんか、堪らないですね。(^^)/ 何で男の子は戦車が好きなのか? それは、男のシンボルそのものだというのが、ぼくの分析です。(;^_^
- die********
1.0点
何じゃこりゃ〜、てのが正直な感想。 戦車オタク以外の人にはオススメしません。 戦車の声が聞こえるだの、 乗員無しで戦車が戦うだの、 現実離れしすぎて、 オカルト世界の話です。 集落での戦車同士の一騎打ちも、 現実ではありえない行動で、 全くストーリーにのめり込めない。 てかストーリーがよーわからん。 戦闘シーン以外は見る価値ないですね。 知人が推薦したので ツタヤで借りてきたけど、 私には全く理解不能な映画でした。
- ali********
3.0点
最後に、ドイツ将兵の降伏、終戦直後のベルリン風景、ヒトラーの独白というシーンが付いていて、ロシアから見た第2次大戦のイメージという感じで、おもしろかった。 映画の本体ですが、歴史の本を読んでいると、このようなファンタジーはあまり見たくない。 でも、1944~45年の東部戦線のリアリズム映画は、少なそうですね。(旧ソ連映画は「祖国解放戦争」の賛歌になっていたが、近年のロシア作品『レッドスナイパー』がお勧め。ドイツ映画は、やはりスターリングラード作品に力が入り、そのあと繰り返されるみじめな敗北まで取り上げない。) ドイツの最強戦車数台で、戦況が変わるわけはなく、もっと物量の総力戦が展開されたのです。装甲を強くしても、空からの攻撃にはかなわない。ソ連とドイツの戦車や航空機の性能は互角ぐらいだが、シベリアまで工場を展開し大量生産できる国と、英米空軍に工場を破壊されかつ西部戦線にも兵器を送らなければならない国の格差は、決定的でした。 もはやドイツの敗北は確実で、問題は、自由民主主義の英米と社会主義のソ連が、どのラインで分割するかが、重要な関心だったわけです。ドイツ軍は、東で踏ん張り、西ではノルマンジーのあとは(ヒトラーに責任を問われない程度に戦いつつ)撤退を繰り返したので、ドイツ丸ごとソ連には占領されなかった。ドイツの西半分で英米側が「西ドイツ」を作り、東半分の西側でソ連が「東ドイツ」を作り、東半分の東側はポーランドに編入されたのでした。 末期の日本軍にも似ていますが、東部戦線で踏ん張ったドイツ軍兵士は、自分たちの侵略で始まった戦争とはいえ、また現地住民に被害を与えつつ、大きな犠牲を出し苦難を味わった。その意味をどう考えているのか、気になります。
- fg9********
2.0点
…あらすじは、解説のとおり。 ソ連軍の全身の90%を火傷した戦車操縦士が奇跡の生還を果たし、ナチス・ドイツの化け物のようなホワイト・タイガーの異名をとる戦車との凄絶な戦いが描かれている。 ソ連軍の戦車は、圧倒的な破壊力を持つホワイト・タイガーによって壊滅状態だったが、 奇跡の生還を果たして、戦車の神の声が聞こえる男が一矢を報いたが、寸でのところで取り逃がしてしまう。 終盤で、再び会いまみえるかと期待したが、何やら帰還兵がゾロゾロと歩くシーンが結構長く続き、そのうちにドイツが降伏して終戦協定を結ぶシーンも結構長く続く。 この場面で、け躓く記者がいたり、ドイツ将校がワインを飲みながらの食事シーンも結構長い。 その後も、正体の知れない男の前で、ヒトラーらしき人物が戦争哲学?を披歴する。 これって、本筋とどういう関係が?? 戦車同士の死闘は十分迫力があって圧倒されたが、話の締め方がどうにも腑に落ちず残念と感じてしまった
- hkm********
4.0点
ネタバレホワイトタイガーの正体
このレビューにはネタバレが含まれています。 - lef********
4.0点
戦車兵の亡霊と戦車の亡霊が戦うオカルチックな映画です 他の方の言うとおりティーガーのディティールは色々と変ですが、作中で装甲250mm以上、一台限りの特注品とされていましたし、お話的にこの世のものではなさそうなので、ティーガーIとは別物と好意的に解釈すべきでしょう
- sei********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - himechan
2.0点
ネタバレ途中まではな~・・・
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kam********
4.0点
「戦闘妖精 雪風」が代表作の日本SF界の巨匠の神林長平の著作に 「今宵、銀河を杯にして」という近未来の世界で、 マヘル・シャラル・ハシュ・バズという人工知能が発達し、 やがて意志を持つようになった戦車と、戦車長・乗組員達の不条理で悲しい 戦いを描いた作品があるのですが、本作は意志を持つはずの無い戦車に、 まるで人間のような、怪物のような、ある意志を持たせたと言う点では、 マヘル・シャラル・ハシュ・バズと共通する面がありとても、 興味深っかた。 カンヌに出展し、たいした評価を得なかった本作。 戦車に造詣が深い方からは、中途半端なタイガーIで、観るに堪えない。 などと酷評されている本作。 でもね、発想はいいと思うのです。 まるで意志疎通ができるように戦車の気持ちがわかる兵隊、 という点が幻想的で嫌いではないです。
- tal********
1.0点
ネタバレ日本版のタイトルは嘘?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - qwert
3.0点
ネタバレ後半はダレる
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fan********
5.0点
wowowで見ましたけどね。 この映画なめちゃいけませんよ。 後半カメラマンがこけるところとか、ドイツ将校が食事する場面とか、 そういうディテールに味がある。それももう、今の邦画、アメリカ映画には忘れられていた見事な描写だ。 戦車戦は、テーマを明確にさせるための象徴みたいなもん。 オカルトみたいなところは、それこそ、戦争する人間という存在が、 劇中のセリフを借りると、進化論の謎みたいなもんで、 大して注視するようなことではない。 残念なのは、映画産業の中で、この作品がまともに評価される位置づけに置かれていないことだ。
- swd********
2.0点
ストーリー、脚本はどうでもよい。 ただ、戦車を見るためだけならオススメ。発砲シーンなどは最高。
- yad********
3.0点
ネタバレ戦車ファンにはお勧め
このレビューにはネタバレが含まれています。 - いやよセブン
3.0点
第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線で、幻の白いタイガー戦車が突然現れて、ソ連軍を壊滅させてしまう。 そして全身火傷を負ったソ連軍操車員が奇跡的に回復、火傷のあとも残らなかった。 この男は戦車と会話が出来るようで、白いタイガー戦車を追い詰めていく。 そんなバカな、という展開だが、後半はヒトラーそっくりの男も登場、演説をぶつ。 う~ん、わからん。