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フィンランド式残酷ショッピング・ツアー (2012)

SHOPING-TUR/SHOPPING TOUR

監督
ミハイル・ブラシンスキー
  • みたいムービー 7
  • みたログ 78

1.93 / 評価:58件

フィンランドの“ミッドサマー”は…

  • bakeneko さん
  • 2020年5月4日 19時48分
  • 閲覧数 866
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ロシアからのショッピングツァーでフィンランドのマーケットを訪れた母と息子が遭遇する不条理な恐怖を、息子が撮った手持ちカメラの映像で見せて行く“POV異郷探訪ホラー”の怪作であります。

父の急死の傷心を癒すために、母親とそのティ―ンエイジャーの息子はロシア→フィンランドの買い物バスツアーに参加する。国境を越えてフィンランドに入ってから観光バスは予定にない郊外スーパーでの貸し切り買い物へ向かうが、買い物をしていた息子が血痕を見つけたことから恐怖の一昼夜が幕をあける…という不条理ホラーで、
2020年の春に公開されたー隣国スウエーデン人のトンデモない夏至祭りを描いた「ミッドサマー」同様に、フィンランド人のミッドサマー行事に遭遇した観光客の恐怖を記録映像タッチで映し出してゆきます。
70分と短い上映時間にもかかわらず、上映が始まって20分して漸く物語が動き出すスロースタートの作劇ですが、一旦事件が起こってからは白夜の陽光下での凶事の不条理性と知らない土地で四面楚歌の母子のサバイバルサスペンスから目が離せなくなる作品で、他の面では全く健全そうなフィンランド人たちの一点集中型の狂気は「ミッドサマー」とは一味違う恐怖を味合わせてくれます。

映画を観ないで間違った粗筋を書いている映画欄や、納得ゆく説明が無い不条理劇に怒った投稿者によって物凄い低評価となっていますが、「2000人の狂人」や「ウィッカーマン」、「ミッドサマー」に通じる“異郷探訪ホラー”の佳作ですので、「ミッドサマー」が気に入られた方はスウエーデンとフィンランドの夏至祭りを比較してみるのも一興だと思います。

ねたばれ?
1、「ミッドサマー」はクマでしたが、本作ではカワウソの石像が…
2、消費税24%のフィンランドへショッピングツアーなんて…
3、あの娘を食べれば…とちょっと怖いことを考えました。
4、スウエーデン=「ミッドサマー」、フィンランド=本作、とスカンジナビア3国の夏を題材にした不条理劇の公開が続いていますが、残りのノルウエーには昨年公開された「ウトヤ島、7月22日」という究極の不条理作品があります(実話だけに最恐ですな)

詳細評価

物語
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