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ザ・グラビティ (2013)

HELDEN - WENN DEIN LAND DICH BRAUCHT/HEROES

監督
ハンスイェルク・トゥルン
  • みたいムービー 1
  • みたログ 77

2.46 / 評価:61件

小粒な国威発揚映画

  • ken******** さん
  • 2019年9月10日 17時49分
  • 閲覧数 299
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

WOWOWで録画してあったのを思い出して観賞。

 見始めると、幾つものおかしな展開が気になった。

 まず、何故幼児の見学先に粒子加速装置施設を選んだのか。その辺の経緯を見落としたのかもしれないが、普通こんな所を選ぶなんてあり得ないだろう。しかも、よりによって稼働開始日に。
 興味を持つ子供が皆無とは言わないが、大抵は直ぐに興味を失なって騒ぎ始めそうだし、引率の先生だって理解できる人は居るとは思えず、あり得ない設定だと思う。というか、パニック物のストーリーに無理矢理女子供を絡めるための設定としか考えられない。
 また、旅客機がバタバタ墜落する中、何故ヘリコプターや軽飛行機が飛べるのか? それにあのヘリコプターの墜落で、殆ど無傷で生還なんてあり得ないだろう。それも主人公だけ。
 さらに粒子加速器に向かう際、最初の軍の検問所では銃で発泡してでも止めようとしたのに、次の検問所では簡単な説得で拍子抜けするくらいあっさり通したりと、ストーリーを転がすために場当たり的な展開にしているように感じた。
 それとこの手の映画では、何故直ぐ核爆弾でぶっ壊すと言う発想が出てくるのだろう。人命に犠牲が出る解決法しか無い場合もあるだろうが、それが効果的なのか,却って悪い方向に転ばないか、前もって考えるのが普通と言うか当然じゃ無いだろうか。
 要は、粒子加速器の事故でブラックホールが発生し、それを止めるというストーリーなんだが、「アンドロメダ」のように、徹底的にリアリティーを追求して、緊迫感のあるサスペンスにする手もあったんじゃ無いかと思う。
 しかし製作者側は、あれやこれやとサイドストーリーを埋め込んで(尺を持たせるという目的も有ったと思うが)、最終的にはインディペンスデイみたいな感動ものの国威発揚映画に持って行こうとしたんじゃないかと感じた。しかし如何せんスケールが小さい上に、既視感を感じて興醒めしてしまった。

詳細評価

物語
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音楽

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