あらすじ・解説
1962年のポーランド。戦争孤児として修道院で育ったアンナ(アガタ・チュシェブホフスカ)は、院長におばの存在を知らされる。おばのヴァンダ(アガタ・クレシャ)はアンナがユダヤ人であり、本名はイーダであると告白。イーダは両親の墓を訪れたいと言うが、墓はおろか遺体がどこにあったのかさえもわからない。そこでヴァンダは、イーダの両親が生活していた家を訪れてみようと提案し……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(27件)
- LEON
4.0点
経済的(物質的)に恵まれた相手じゃないと、 結婚しないという女性が増えているなか、 未婚で清貧という状況を一生を続ける事を、 決意する人がいる。 いろんな所へ行けて、いろんな物を所有して、 なに不自由のない生活が素晴らしいと言えるのか・・。 それは個人の考え方次第・・・。 白黒映像で、修道女の生活が淡々が描かれる。 全員でのスープだけの質素な食事。 会話は禁じられてるのか、スプーンがお皿にあたる音のみが響く。 そしてお祈り。 像の修復など。 個人の所有物は数えるほどしか持てない。 そんななか、主人公のアナは寮長の勧めもあり、 唯一の肉親の叔母に会いに行く為に、外の世界に。 そして自分がユダヤ人で名前が「イーダ」であることや、 虐待のなかを逃れ生き残れた存在・・。 初めての 酒・たばこ・異性とのふれあい 等々を経験する そして今までの生活を脱するチャンスが開かれるのだが・・・ ★アカデミー外国語映画賞の受賞作には「ハズレ」が少ない。 それを期待して見たのだが、前半は この程度か・・・と、 やや期待外れだったのだが、後半物語が動き出し、 ラストのイーダが淡々と道を歩く姿がなんともいえず、 もう一度最初から、鑑賞。 なにかを訴え、なにかを伝えてると分かりました。 そのなにかは個人によって違うと思いますが、 なにを尊重して生きるのかをおしてくれる作品です。 ★3.8ぐらいの評価です。 四捨五入で★4評価 映画的にこの主人公の女優さんは、最初はそれほどの存在感や、 個性が感じられなかったのだが、 見終わると、イーダを演ずるにはピッタリの女優さんだと気づく。 (控えめだが芯の強さを持った目など・・・)
- tok********
3.0点
やはりアカデミー賞作品は合わない。内容が薄い。いろいろな何故が多くて分かりにくいストーリーになっているように思う。昔の話だから?って、白黒映像で画面サイズを正方形にする必要があるのかな?最初見たときに、かなり古い映画だなって思ったけど、古い映画だと思わせる以外の効果は何もないよね。2014年公開なんだもんね。
- 柚子
1.0点
多分、高尚な映画なんだろう 何故、修道女なんかになりたいんだろ? せっかく生まれてきた命なんだもの 居もしない神なんかに遣えるより、もっと良い人生切り開けるだろうに… もったいない
- MOON
3.0点
ネタバレ難しい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - tos********
3.0点
ネタバレ真相に心が痛む
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
LA批評家協会賞第40回
NY批評家協会賞第80回
アカデミー賞第87回