2014年3月7日公開

それでも夜は明ける

12 YEARS A SLAVE

PG121342014年3月7日公開
それでも夜は明ける
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1841年、奴隷制廃止以前のニューヨーク、家族と一緒に幸せに暮らしていた黒人音楽家ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、ある日突然拉致され、奴隷として南部の綿花農園に売られてしまう。狂信的な選民主義者エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちの非道な仕打ちに虐げられながらも、彼は自身の尊厳を守り続ける。やがて12年の歳月が流れ、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バス(ブラッド・ピット)と出会い……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(477件)

絶望的20.4%悲しい19.9%恐怖15.7%切ない13.0%泣ける10.5%

  • ymm********

    4.0

    差別し権力を振りかざし思いあがるのは憎しみを生み、喧嘩、戦争へと繋がる諸悪の根源

    大変はがゆい気持ちで怒りと涙をを抑えながら鑑賞した。 差別主義者の頭の中とはいかなるものなのか? 自分が他者より偉いのだ優れているのだ、そして価値のない人間は家畜同然に扱っても良いのだと、優越感に浸る大きな罪。 原作に忠実に制作されたと言う事だが、 理不尽な言いがかりや難癖をつけて鞭打ち、首吊り、死んだらポイ。 主人公が瀕死の状態で吊し上げられていても、誰も気にもしないで淡々と作業する様は、こんな極悪なありさまが日常的だったのだろうと見て取れる。 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、の精神が浸透していると思える現代でも、人の自由を奪う犯罪や愚行は未だに消えない。 白人至上主義、男尊女卑、パワハラなど、自分が優で他者が劣だ、我が民族が他者より優れているのだ、などと差別して権力を振りかざし思いあがる事こそ、憎しみを生み出し、喧嘩、戦争へと繋がってしまう諸悪の根源だと気付くべきだ。

  • 渡部

    5.0

    歴史は生き残ったわずかな人達が書き上げたものです

    素晴らしい映画です。 ショーシャンク以上の絶望を味わったでしょうが、奴隷制度はどれだけ多くの人を苦しめたのか、この映画を通じて少しだけ肌で感じ取られた。 今でも我々は資本主義の奴隷でしかないが、自由と尊厳を保てられるのは、こうした時代を経ているからです。 これを経験して生き延びた主人公、さらに書き残したものを映像化した監督、それを配信する映画会社。 時代の恥であっても、ちゃんと残していることは素晴らしいです。

  • じぇい

    5.0

    星をつけていいものか

    と悩むぐらい見てるのが嫌な気持ちになってくる映画ですなあ。 しかし、もととなった伝記はかなり事実に忠実らしいとの事で恐ろしい。 事実をそのまま描くだけで、これほど迫力ある映像になるものか。 たださえ理不尽な境遇の中で、希望のない毎日を生きなきゃならない主人公に感情移入したくないが、たっぷり絶望感を味あわせてくれる秀作。 ストーリーに希望がゼロじゃないところがあるのでちょっとホッと出来るけど。

  • shi********

    4.0

    昔の記憶…。

    昔、TVで「ルーツ」という海外ドラマを観て衝撃を受けた記憶を思い出した…。 その話は、アフリカで生まれた少年が奴隷狩りに遭い、アメリカ大陸まで連れて来られ、奴隷にされ、一族が自由を獲得するまでを描いたものだったが、その内容の衝撃度からするとまだまだのような気がする。 昔の記憶だから、そう感じるのかもしれないけど感覚に対する振り幅がやはり狭い。 作品としては良い出来だと思うが、もっともっと現実は酷かったような気がする。もう少し奴隷制度の悲惨な状況を描き出した方が観る方には響くはず…。 現代でも、決して奴隷とは呼ばれない奴隷然とした人はいくらでもいるだろう。 奴隷から解放されるには勇気と根性が必要だ。 勇気と根性の無い人間に自由は無い。

  • kaz********

    4.0

    同じ人間を人間として扱わない時代があったことを忘れまい

    奴隷としての12年間をよく生き抜いたなという感動とともに、自分だけ助かって良かったのかなという少しだけの疑問が残る。 ソロモン・ノーサップは妻と子ども二人とともに、白人と同じように行動できるサラトガの自由黒人だった。バイオリンを弾くソロモンはショウに招待されワシントンに行くが、酒を飲まされ気が付けば両手両足を鎖につながれていた。奴隷として売られたソロモンはフォード家に仕え貢献するが、監督官のジョンの反感を買いジョンに木から吊るされそうになる。フォードはソロモンを救うためエップス家に売る。エップスは奴隷に容赦のない男で、綿花の摘み量の少ない奴隷に鞭打ちを加えた。エップスは綿花の摘み量が№1のパッツィーを慰み者にし妻との仲は最悪だった。エップスと夫人の不仲の煽りを受けて奴隷たちはいつ殺されるかもしれない恐怖の中で暮らした。何度も殺されそうになったソロモンは、白人で綿花の採取に来た元監督官のアームズビーに、自由黒人である証明書の発行を願う手紙を出すことを依頼するが・・・・・・・・。 民主主義の国アメリカで、黒人を売り買いし奴隷にして家畜同様な扱いをし、従わない黒人は木に吊るすという残虐な行為が行われていたことに愕然とする。 ソロモンは奴隷として拉致された時、一緒にいた黒人から「素性を明かすな。読み書きできることを云うな」と言われた助言を守り抜いたため生き延びられた。ソロモンは生き残るために、アームズビーに投函を依頼したことを否定する嘘をついたり、パッツィーを鞭打てと命令されて仕方なく鞭を打つ。 最初の主人のフォードは理性ある白人だったが、2番目のエップスは冷酷な差別者だった。害虫で綿花が不作だったことまで奴隷の所為にするような馬鹿である。その点、建築業者のバズはエップスに向かって「奴隷の労働環境が悪い。奴隷制度はあってはならない」と面と向かっていう。人種差別主義者は自分がたまたま白人に生まれただけで、黒人に生まれたらどう思うかに考えが至らない。 ソロモンは拉致された黒人のうち自由になった数人の一人だったそうだが、後年奴隷廃止運動に携わったと聞いて納得した。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第86回

作品賞助演女優賞脚色賞

NY批評家協会賞第79回

監督賞

LA批評家協会賞第39回

助演女優賞

ゴールデン・グローブ第71回

作品賞(ドラマ)

基本情報


タイトル
それでも夜は明ける

原題
12 YEARS A SLAVE

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日

ジャンル