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それでも夜は明ける (2013)

12 YEARS A SLAVE

監督
スティーヴ・マックィーン
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3.83 / 評価:2347件

普遍の真理から遠い所にいる事を感じさせる

  • my_******** さん
  • 2021年4月10日 12時58分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

僕は人間は外見はみんな似ているが、中身は人それぞれ大きく違うのではないかと思っている。そしてブラッドピットが言っていた、「この国は大きな病気にかかっている」というセリフは、個々の人間は大多数が、あまりよくない者であり、そのよくない者が多数を占めているからこそ、国も大きな病気にかかってしまうのだと思う。

個々の人間にはそれぞれ水準があり、ある者は嘘や悪事を次々と生み出し、またある者は宇宙の普遍的な真理に沿った言動を行う。映画をみながら、もし神様が悪事に対してすぐに罰を与えるならばこんなことにはならないだろうなぁと考えていた。まあ、あの世のこととか地獄天国とか、そういうもので報いをうけるのかもしれない。しかしそれでは遅いと思うし、例えば悪事の報いを何十年か後に受けるとしてもやはり遅いと思う。そういう事を考えると、ある書物に書かれている"今までは悪の時代であったから"という言葉を思い出す。

こういうふうに映画ではっきり人間の実像とでも呼べる事を描くのは、見る者に学習の機会を与えてくれると思う。例え大多数の人間がよくない性質を有していたとしても人は変われるものだ。こういうよい映画等を糧にして、すこしずつ認識を改めて変わってゆく人間もいるだろう。事実、人間は少しずつ法律等を整備しながら人権に配慮し、多数が幸福になれるように努めてきたと思う。もしこういう法律等がなければ、どこでもだれでも似たような加害者、被害者に容易になりえるのだと思う。それはまだまだ人間という種が未熟であるからだと思う。それでも少しずつ変わっていけるだろうし、この映画はそういう事に対しても良い役割をはたしていると思う。

ブラッドピットが「法は変わるが普遍の真理は変わらない」と言っていたが、この言葉が映画の中で一番光っていた。主人公の苦難はこの言葉の反対側の事柄によって受けていたものだろう。宇宙には普遍の真理というものがあり、そこから遠く離れた時に痛みや苦痛が引き起こされるのだろう。

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