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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 (2013)

INSIDE LLEWYN DAVIS

監督
ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
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3.33 / 評価:438件

旅のお供は猫とギター

  • 一人旅 さん
  • 2018年12月30日 19時30分
  • 閲覧数 217
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

第66回カンヌ国際映画祭グランプリ。
ジョエル&イーサン・コーエン監督作。

60年代初頭のニューヨークを舞台に、売れないフォークシンガーの日常を追ったドラマ。

巨匠:コーエン兄弟が実在のフォークシンガー:デイヴ・ヴァン・ロンクの自伝に着想を得て撮り上げた“フォーク音楽+人間ドラマ“で、主演をオスカー・アイザックが好演している他、コーエン作品の常連:ジョン・グッドマン、ヒロイン:キャリー・マリガン(乱暴な言葉遣いが強烈)、F・マーレイ・エイブラハム、ジャスティン・ティンバーレイク、アダム・ドライヴァーら若手からベテランまで実力派の役者が脇を固めています。

1961年のニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジを主な舞台にして、売れないフォークシンガー:ルーウィン・デイヴィスの他愛ない一週間の日常を、彼を取り巻く様々な人々との関わりの中に綴ったNY映画で、60年代初頭のニューヨークにおけるミュージシャンらの文化や精神を親しみと愛着を込めて振り返った懐古的作品になっています。

知り合いから預かった一匹の猫ちゃんとの追いかけっこ、自分のせいで妊娠してしまった女友達との腐れ縁的関わり、初対面の男二人と一緒に行く車の旅…等、主人公の些細な日常の風景をユーモラスに映し出しながら、いわゆる“成功型”とは真逆をゆく、ままならない人生の苦味と哀愁に満ちた芸術家の停滞ともがきが描かれていきます。

ライブハウスでのフォーク・シーンが見所になっていて、自分の心情をメロディーに乗せてしっとりと歌い聴かせてくれます。主演のオスカー・アイザックが持ち前の美声を披露しているのでお見逃しなく。

蛇足)
主人公が猫ちゃんを片手に抱く場面が印象的な“猫映画”でもある本作ですが、主演のオスカー・アイザックは猫に咬まれて感染症になった体験から大の猫嫌いであります(我慢して抱いていたとは…)。

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