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アメイジング・スパイダーマン2 (2014)

THE AMAZING SPIDER-MAN 2

監督
マーク・ウェブ
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  • みたログ 3,101

3.45 / 評価:2,042件

パッケージ力は格段に上がったが…

  • my******** さん
  • 2018年9月29日 23時45分
  • 閲覧数 1017
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

前作でもそうだったが、アメイジングシリーズはパッケージ力がいい。雰囲気、コスチューム、映像美、スタイリッシュな戦闘、セット、小道具など映画のパッケージが前作以上にレベルを上げている。そして、音楽はハンス・ジマーに変わり一段とカッコよくブラッシュアップされている。

前作に引き続きアンドリューもハマり役。グウェンもさらわれるだけのヒロインでなく、立ち向かう女性という所がとてもいい。前作以上に強調されている。そして今回は何と言っても、ハリー役のデイン・デハーンの怪演が本当に素晴らしい。少しトゲのあるクールなハリーから、グリーンゴブリンの狂気に満ちた演技の幅には鳥肌が立つ。彼の存在で前作以上に作品がいい意味でダークになった。

そして、グウェンの死。あの場面は間違いなく誰もが強烈に頭に残るシーンになった。今までのスパイダーマンよりもダーク路線を極めていくという証のような気がする。

ピーターの両親やオズコープのノーマンなど前作を伏線に使った展開はファンの期待に応えたように思う。

ただ、前作から引き続いてピーターの葛藤という部分が弱い。グウェンとの関係での葛藤も描かれてはいるのだが、前作でサム・ライミ版シリーズでは考えられないぐらい軽々しくグウェンとの関係を続ける事を選んでしまったがゆえ(グウェンの父とも娘とは会わないと約束したのに)、今回の「くっつく、離れる」もなんだか軽い。前作の反省からかグウェンの父も今回ピーターのトラウマのような感じで出てくるのだが、これも逆効果で、そんなに罪悪感を感じてるのにラストではやっぱり離れたくないという始末…。そしてヒーローとしての苦悩は今回は皆無。マスクを着けているからこその苦悩や、恋愛の葛藤、ピーター自身の成長というドラマはやはりサム・ライミ版には勝てない。

どうしても前シリーズと比べてしまうのだが、でもパッケージ力は明らかに今シリーズが優っている。それだけに理想的な環境を作り上げたのに中身が空っぽ感が非常にもったいない。過激な展開や映像主体でドラマが追いついていない気がする。でも何よりもったいないのはディズニーマーベルが絡み始めて今作で打ち切りになった事。今作のラストが「これからだ」と暗示していただけに悔しい。ディズニーはX-MENも求めてフォックスをも買収したが、二の舞にならないようにしてもらいたい。アメイジング・スパイダーマン3を見たかった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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