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her/世界でひとつの彼女 (2013)

HER

監督
スパイク・ジョーンズ
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  • みたログ 2,992

3.43 / 評価:1906件

恋を知る人誰もに送る切なさMAXの一作

  • じゃむとまるこ さん
  • 2014年6月30日 8時12分
  • 閲覧数 5200
  • 役立ち度 30
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画史に残る、本年度出色のラヴストーリです(断言します)
結婚に敗れ、傷ついた中年男(中年かな?青年ではないし)が人工知能型OS(コンピューター)に出会って恋をする。
想像できますか?
でも、わかるのです、その気持ち。
肉体がないからこその純粋な恋心。
でもSEXしちゃうんです・・・ここは映画でのお楽しみに。

離婚調停中のセオドアは、日がな一日コンピューターに向かって愛の言葉を打つ、ラブレターの代筆、というようなことが仕事。
この書かれたラヴレターが良いのです!
でも実際の彼は、繊細で、シャイで不器用。
そんな中、新しいオペレーションシステムを導入、コンピューターが話しかけてくる、
心を持ったOS。
彼女はサマンサ、かゆいところに手が届く優秀さ、余りの素晴らしさに常に携帯、声はセクシーな女性。
何と二人(?)は恋に落ちるのです。
コメディのような話なのですが、実に真剣に恋に落ちます。

あり得ない話のようですが、説得力があります、恋のエッセンスが凝縮されています。
肉体がない・・・それだけ純粋な恋の真実が説得力があります、心だけが語られるのですから(お子様はご遠慮の際どいシーンもありますが)、ピュアです。

サマンサ役は声だけ出演の、スカーレット・ヨハンソン。
声だけなのにその魅力と存在感は凄い。
そして、何と言ってもセオドア役のホアキン・フェニックスが素晴らしい。
ホアキンは、男の切なさ、孤独を演じて右に出る者のいない俳優さんだと思います。
そんな彼の魅力全開、いじらしい、切ない。
ものすごく感情移入するリアリティがあります。
OS相手ですから、もちろんハッピーエンドとはいかない、その経緯がまた納得のいくもので、切なさMAXなのです。
エイミー・アダムス、普通の役どころが良い。
ルーニー・マーラも適材です。




近未来の洗練された映像、一見現代に見える、そこもツボかも。
無彩色な巨大な未来都市、ビル群の美しさ。
そこに映えるホアキンのファッション、オレンジのシャツ、黄色のシャツ、ちょっと股上の深いパンツがおしゃれ。
そして音楽もその映像にピッタリ超ハイセンス。

恋を失った人、恋をしている人、恋にあこがれている人、すべての人に贈る、美しく切ない、思いっきりロマンチックな一作です。

レビューは少ないですが、映画館は満席でした、時間は早めにいかれることをおすすめします。

詳細評価

物語
配役
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映像
音楽

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