あらすじ・解説
1976年、アイオワ州にある閑散とした町カウンシルブラフス。売春婦サラ(セルマ・ブレア)の娘に生まれた14歳のアグネス(ジェニファー・ローレンス)とキャミー(クロエ・グレース・モレッツ)は、ポーカーハウスと呼ばれる不法居住者たちが集う屋敷で暮らしていた。夜ごと、ポーカー賭博やセックスを求めるドラッグディーラーたちがポーカーハウスにやって来るという異様な環境から、彼女は幼い妹たちを懸命に守ろうとする。そんな中、サラに自分と一緒に売春をするように迫られてしまう。
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早熟のアイオワ(R15+)
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作品レビュー(34件)
- chi********
1.0点
ネタバレ退屈
このレビューにはネタバレが含まれています。 - joz********
4.0点
ジェニファー・ローレンスが無名の頃の映画です。 彼女が18歳のときで、映画の中では14歳を演じています。 上手い! 彼女って、こんなに演技が上手かったっけ?と驚かされます。 【ハンガーゲーム】や【パッセンジャー】では大根丸出しで、何でこんな芋ねーちゃんが人気あるんだろうと不思議に思っていました。 (【世界にひとつのプレイブック】でアカデミー賞主演女優賞を取っていますけどね。) 黒人のヒモが経営する売春宿から逃れられない母親と、その3人の娘の話で、ローレンスは長女役です。 まあ、救いのない絶望的なストーリーです。 女性監督が実際に経験した実話に基づいているそうで、母親と三姉妹の描き方には男性にない繊細さを感じます。 そういう意味で、この映画は女性向きと言って良いでしょう。 母親役も、次女役も、末っ子役(クロエ・グレース・モレッツ:【キック・アス】のヒットガール役)も、全員が好演技をしています。 この監督は個性派の女優で、監督作品はこれ一本だけのようです。 神(キリスト)への疑問と、自分の力で道を切り開けというメッセージが込められています。 恵まれない環境下で苦しむ全女性への応援歌でしょう。
- まー
3.0点
どうしようもないダメ母に育てられた三姉妹の物語。 正直、クロエちゃん目当てだったけども、主役の長女が光ってた。 難しい役なのに、飄々とこなすだけでなく、 セリフのないシーンでも表情や目線だけで演技が出来る。 物語としては次女、三女はオマケ、でも良いアクセントです。 テンポは遅めで一人語りも多く、やや冗長なシーンもありますが、 少女たちが巣立っていくラストはジーンと来ました。 でも、タイトルとパッケージ、R指定など、 キワモノ扱いにして客寄せしようとしているのが不快ですね… これは純粋な少女の成長の物語です!
- タイムスリップ1.21ジゴワット
3.0点
衝撃のデビュー作「あの日欲望の大地で」のシャーリーズ・セロンの少女時代役と同年の作品なのでずっと見たいと思ってました。観れてただ満足の作品です。
- arl********
4.0点
監督の実体験に基づくいうことです。とても宗教的なお話でした。原作者(=監督・脚本)の父親は牧師だったということですからね。主人公を敢えて(作者本人の名前とは違う)Agnesという名前にしているところからも覗えます。研究社の辞書によればAgnesとは「聖アグネス 《異教徒の夫を強いられ, 拒絶したため 304 年に火あぶりにされ殉教したローマの少女; 純潔と少女の守護聖》」とあります。象徴的ですね。序盤、新聞記事(?)を書き留めているノートの表紙にAgnesとあって、彼女はアグネスという名なんだと初めて分かります。うわあアグネスだよ、むしろベタだな、と。ともかく神様に問うシーンはたくさんありましたね。 住まいは黒人コミュニティにある「ポーカー賭場(原題:The Poker House/兼娼館)」、母親は黒人相手の娼婦。逃れられない、腐りきった環境に生活する、それぞれに美しい心を持つ三姉妹の、ある特別な一日が描かれています。あとわずかで14歳になるアグネスには今日、人生で一番大事なバスケットボールの準決勝があります。試合の前に3人の少女それぞれに楽しいこと、辛いこと、いろんなことが起こりますが、全般的にユーモアをこめて描かれていることにとても好感を覚えました。 この日、アグネスは良かれ悪しかれ、否応なく人生の次の階梯に踏み出すことになります。神はアグネスを救ったのでしょうか。ジンとくるいい映画でした。 邦題はどうなのかなあ。なんか間違ってる気がするんだが....
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