ここから本文です

私の男 (2013)

監督
熊切和嘉
  • みたいムービー 336
  • みたログ 1,706

2.90 / 評価:1229件

原作が難解なのか監督の独り善がりなのか?

  • sol***** さん
  • 2020年12月3日 14時41分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

もやもやが募るばかりで見通しが実に悪い内容。

冒頭の地震津波は奥尻島のように理解したが、そこで孤児となった少女を一人身の浅野忠信が引き取る。その際彼をよく知る年配のオジサン藤達也も事情を斟酌して渋々容認していた様子。

その後、数年経過し舞台が道東の紋別になったようで、しかも藤達也と浅野忠信とかつての少女:二階堂ふみの親子も揃ってそこに在住。ということは最初の地震津波が奥尻というのは私の勘違いだったということか? まぁそれはいい。

浅野と二階堂が男女の関係になる過程もよく分からず、最初の性交場面における血の雨はそれを覗き見た藤達也の運命、或いは浅野と二階堂の辿る運命の予兆ということだったのだろうが、演出的に上手いとも思えず監督オナニズムの予感。

二人の関係を咎めようとした藤達也に腹を立て故意に流氷に突き飛ばし凍死させ、二階堂のその行為を知った浅野が自堕落ダメ親父化。家はゴミ屋敷と化す。
藤と二階堂の会話から二階堂は実は浅野の実子らしいことが匂わされる。

自衛隊食堂勤務からタクシー運転手となり、巡査:モロ師岡が藤達也殺人の件で二階堂に容疑がかかっているように罵ると、激情突発的に浅野がモロを殺害。
ここでどういう死体処理をしたか描かれず事態は全く不透明になる。

二階堂は成長し就職。どうやら親子が犯した殺人は有耶無耶になっている様子。

それからラストに向かっては省略するが、結局刑事的司法的解決は何もなされないまま、浅野はぐうたら親父化したまんま、二階堂は普通に結婚するような描写でEND・・・


かいつまんでストーリーを追えば上のような感じだが、そこから個人的には何らかのメッセージをくみ取ることは正直出来なかった。
画や演出にも感心する場面はほとんどなく、思わせぶりの冗長さに耐えきれず1.5倍速にしてもなお冗長な、私にとっては価値のない難解作だったということ。

高評価の方は相応の価値を見出されたということなのだろうが、それは素晴らしいことだと思う。

0.8の一つ星

思い出したが、流氷散歩の場面だけはよく撮影許可が出たなと感心。まさか特殊撮影ということはあるまい。


追記:他の映画もそうだが本作はやたらに喫煙シーンが多く、肺病やみの元ヘビースモーカーとしては非常にイライラさせられた。
クレジットには出ていなくても映画喫煙シーンは業界側の闇のスポンサー資金が多額製作側に渡っているからに違いないと推測していたが(笑)、本作はあからさまにホープやラークなどブランドロゴが明示されていた。
嫌煙運動が年々厳しくなっていく中での不必要と思える映画喫煙場面の〝きな臭い”裏事情にメスが入ればいいのにと願うばかりだね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ