ここから本文です

宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ) (2014)

監督
渡辺歩
  • みたいムービー 114
  • みたログ 254

4.26 / 評価:226件

目指していくことにした!

  • oka******** さん
  • 2014年8月28日 23時09分
  • 閲覧数 767
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

宇宙兄弟はアニメでずーっと観ていたので今回の映画化は本当に嬉しかったです。

久しぶりにムッタやヒビトの声を聞けて、すごく懐かしい気持ちになりました。原作やアニメを見ているからこそ分かるところが多いというか、「あ、あの訓練は…」とか「あ、あの人は…」みたいにファンだからこそ何倍にも楽しめるようになっていたと思います。確かにすごくドラマチックな物語が待っているかというとそうではないですが、それこそが宇宙兄弟というか。
このゆるやかに流れる感じが宇宙兄弟なんだと改めて思いました。
だから映画だからとあまり期待しすぎると少し肩透かしを食らうかもしれないので、いつもテレビで観ていたようなゆる〜い感じで、ムッタやヒビトを観に来てほしいです。

オープニングもすごくワクワクするし、アニメでお馴染みの音楽が流れるとまたぐっとくるんですよね〜。

#0ということで、原作やアニメのメンバーはあまりでてきませんが、それよりもずっと知りたかったブライアンとヒビトの出来事を丁寧に描いてくれています。
これって、ファンにとってはすっごく感激ですよね。だって、ブライアンが月であれを置いてくるシーンとか、おおおっ!ってこみ上げて来るものがありましたもん。

ブライアンとの訓練とか、腕相撲とか…。事故のことを知った時とか。

そして、それを知ったムッタの兄としての逡巡。あー、ムッタだなぁと思いました。「兄としてなにをしてやれるか」
そして、ムッタの選んだ行動は…。

伏線もうまく張ってて、それを全部回収してるのも素晴らしかった。
豆腐屋のパープーから思い出す、「勇気を持ってきてください」と「勇気のポーズ」
ムッタも、母親も父親も、特別なことはなにもしない。ただ、ヒビトを迎い入れて家族で食卓を囲む。自然とヒビトに笑顔が戻っていく。
この家族最強だなって思いました。
特別な言葉をかけるわけでもなく、ただいつもどおりにいるだけで、ヒビトがまた前を向こうとする。
そして、母親のたった一言で、ブライアンの死に向き合おうとする。

ヒビトのこと、すんげー信じてるんだろうな〜。

ムッタも、あそこで、勇気のポーズ。
たぶん、いろんなこと考えた上であの場所であれをしようって至ったんだろうな。ムッタって、本当にすごい、大物だ。

左遷されたのに、そこで腐るわけではなく、自分の居場所を見つけてやるべきことを見つけて、周りの人を動かしていく。それもきっと、自分の本心に従って。つまり、ワクワクするほうに。ヒビトと同じ、「しんどいけど楽しい」ことを選べる人なんだって思いました。
だからこその、今なのか!ムッタが宇宙飛行士になったのは、偶然でも運が良かったからでもなく、そういう行動をしていたから。いろーんなものが巡り巡って、今のムッタがいるんだろうな。

素直に、「トロフィーがほしい!」って言えたムッタ。
そして、それを実現させたムッタ。
やっぱり、ムッタってかっこいい。どんなに悩んでも、ふらふらしてても、その度に自分の本心に従って行動して、ちゃんと自分の望むものに近づいていってる。

宇宙兄弟の物語は、いっけん自分たちとは遠い物語に思えるけど、本当はそうじゃない。
勇気とか、夢とか、大人になってそんなものに熱くなれないって思う人もいるかもしれないけど、そうじゃない。

いつでも、ムッタやヒビトたちのような生き方はできるんだ。

考えて、感じて、選択して、進んでいく。しんどくても楽しいほうに。そこに、互いを思いやる心があったり、正しいと思うことをやる気持ちがあったり、向き合わなくちゃいけないことに向き合うための勇気があったりするだけなんだ。

ヒビトがムッタにメールで送った「ブライアンみたいな宇宙飛行士を目指すことにした」って言葉。

私は映画を観てこう思った!

「ムッタみたいな大人を目指すことにした!」


まぁ、もう大人になっちゃったんだけど(笑)
遅いなんてこと、ありえない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • 悲しい
  • 切ない
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ