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トランセンデンス (2014)

TRANSCENDENCE

監督
ウォーリー・フィスター
  • みたいムービー 411
  • みたログ 2,374

2.91 / 評価:1677件

駄作と言うほどの物では無い

  • hk2***** さん
  • 2014年6月30日 19時00分
  • 閲覧数 4010
  • 役立ち度 41
    • 総合評価
    • ★★★★★

以下、簡潔ではありますが鑑賞後の総評です。

<ストーリーに関して>
基本的な軸としては「一つの夫婦の愛」と、
「人間とコンピュータは分かりあえるか?」と言うのが主でしょう。
今作では、残念ながら人間とコンピューターは分かりあえませんでした。

むしろ、コンピューター(ウィル)の方が純粋で、
「死んでも愛している妻の夢(自然再生)を叶えたい」と言う
希望を叶える為にひたすら行動を起こしているのでした。

残念ながらウィルの言っていた通り「未知は受け入れられない」
との通りで人間は、見て触れないと信じることがまるでできない
疑い深く、野蛮な生き物であるということでしょうね。
これは神を信じるか信じないかと同じ事でその辺りから、
「トランセンデンス(超越)」が来ているのだと感じました。

<キャスティングに関して>
全体として良い役者ばかりであるが、
イマイチ、ジョニーデップの存在感が薄く、それ以上に
モーガンフリーマンは一つも良い印象が残りませんでした。
他作品では下手をすると、開始30分で殺されるような役どころです。
起用方法にはかなり不満を感じますが、演技はさすがと言える。

<不満点、疑問点>
テロリストに関してだが、いくらなんでもあり得ない描写をしている。
ウィルを殺しマックスを監禁しておきながら何ら罰則を受けず、
むしろ施設襲撃に一役買っているではないか?
そもそも、テロリストの検挙に関してはどうなったのか?

次に非現実的な描写が多すぎる。
ナノテクノロジーは非常に有能で、恐ろしいものであるが、
気象、肉体変化、生命再生、人工物の修復など挙げたらキリがないほどのパワーを発揮しているが幾らなんでも苦笑いものである。

<映像、音響に関して>
映像はアナログ方式であるが、暖かみがあり良かった。
映画の中では全てがデジタルであるのに、撮影方法はアナログなのは憎い演出ではないだろうか。

音に関しては立体感があり、爆発音などの迫力はすごい。
だが、派手すぎて耳が痛い事もあり少し残念。

<これから見る人へ>
☆一つなどかなり厳しい意見が乱立しているが、
余程の批評家、SFマニアでない限り楽しめるかと思います。
単純に「夫婦愛」「人間とコンピューターの共存」を
テーマにして作られていますので理解が難しいところはない。
寧ろ最近の洋画は伝記物や宗教色が強い作品ばかりで、
日本人には理解が無い内容ばかりですから、それに比べれば親切。

中だるみするとの意見もあるが、
それは人それぞれ(アクション慣れ、3Dなどの派手な映像慣れ)
ですから一概に退屈かどうかは言えない。
ただ、私感ではありますが退屈することはありませんでしたし、
大味で描くよりは時間をかけてじっくり観れて良かったと思います。

以上です。参考になればとおもいます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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