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チャイルド・プレイ/誕生の秘密

一人旅

4.0

第6弾は父vs娘の映画内壮絶バトル

ドン・マンシーニ監督作。 ドン・マンシーニ原案の旧「チャイルド・プレイ」シリーズ第6弾で、前作『チャッキーの種』(04)までのコメディ路線から原点回帰し、正統派の恐怖演出できちんと怖がらせてくれます。 今回は、とある家族が暮らす一軒家にチャッキー人形が宅配されてきたことを発端に巻き起こる戦慄の一夜を描いた“密室型ホラー”となっていて、一人また一人と家族や知人が惨殺されていく中、人形の正体にいち早く気づいた生まれつき車椅子のヒロインの孤軍奮闘の行方を描いています。 第1作~第3作までの主人公であるアンディ・バークレーを始めシリーズ旧作の登場人物への言及や、チャッキー人形の正体=殺人鬼チャールズ・リー・レイの過去とヒロインとの繋がりなど旧作との関連性を持たせた続編となっているため、ストーリーを良く理解する上で前5作の予習・復習は必須となってきます。また、シリーズを経てより滑らかに動けるようになったチャッキーによる殺人場面はリアル志向でお子様にはハードな描写となっていますが、今回殺される家族は元々歪な人間性&人間関係にあるため、“罪のない幸せな家族が意味もなく殺される”―という胸糞感は幾分抑えられています。 前5作でチャッキーの声を担当したブラッド・ドゥーリフが本作でも声を当てているのは当然のことですが、今回はチャッキーに対峙する絶叫ヒロインをブラッド・ドゥーリフの娘であるフィオナ・ドゥーリフが熱演しているのがユニークなキャスティングとなっています(父vs娘の映画内壮絶バトルが実現)。

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