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ネイチャー (2014)

ENCHANTED KINGDOM 3D

監督
パトリック・モリス
ニール・ナイチンゲール
  • みたいムービー 71
  • みたログ 297

2.91 / 評価:183件

満を持しての4K3D

  • climaxhisutory さん
  • 2016年5月17日 15時42分
  • 閲覧数 687
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

大胆にカメラパンした俯瞰構図から映し出される自然の景観や、極限までズームした動植物の細密映像に序盤は圧倒されるが、物の数分で辟易してくる。原因はなかなり大胆に色調補正された加工画面と、時間経過や動植物の動きを微妙に手を加えて早回しやスローで見せる演出からそこはかとただようニセ物臭さのせい。
美しい自然の原風景というよりも、良くできたCG映像を見ているような感覚か。同じスタッフで制作された「ディープブルー」のような海洋映画では、逆にその演出が成功していたように感じたが、既視感のある陸上映像の色彩は日常で見慣れているせいか、逆向きに効果が働いたように感じた。
そのおかげでかなりの人工物感が付きまとう。美しい自然の原風景というよりも、良くできたCG映像を見ているような感覚か。一旦この感覚が起こってからは、緩急の無い演出も加わり、上映時間に付き合うのはかなりの忍耐を要した。

滝川クリステルの日本語ナレーションも中途半端。格別声が良いわけでも、日本語の朗読に長けているわけでもない。アナウンス力を重視したナレーションなら現役やOBのベテランアナウンサーを使用したほうが数段安定感があるし、芝居っ気を狙うなら、売名であろうとも、芝居の出来る女優を利用した方が辛抱して見られる。終始コンピューターボイスのような取りすました抑揚のない彼女のナレーションを起用したおかげで、映画鑑賞に必要不可欠な”感情移入”という大切な要素を得ることが出来なかった(敢えて評価するなら、その特徴の無いナレーションがいっさい画面の邪魔にはならなかったこと。ただしそれであるならば、どこかの博物館パビリオンの解説映像と大差ない)
「ディープブルー」「アース」と続き。満を持しての4K3D映像を使用した第三段であるけれど、劇場映画である以上は、そうした映像技術に負けないテーマやメッセージが感じられなければ宝の持ち腐れ。もうそろそろ飽きちゃったよBBCさん。

詳細評価

物語
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音楽

イメージワード

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