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たまこラブストーリー (2014)

監督
山田尚子
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3.44 / 評価:1,179件

受け止めること。

傑作「聲の形」の山田尚子監督の過去作を掘ったところ、ただの名作でした。すげえな山田尚子監督。
舞台が京都だと知らず、しかも主人公たまこの家は間違いなく「出町ふたば」モデルやないか!迂闊!

お餅のことしか頭にないバトン部所属のたまこが苦手なキャッチ練習しながら、幼馴染のもち蔵(笑)にコクられて思考回路が大混戦。たまこも部員も少しだけ大人に近づいていく青春もので、取り立てて特別なことは起きない。
なのに最後まで夢中にさせるのは、山田尚子こだわりの色彩や音楽、ちょっとした心の揺れを手や足の演技で表現させる演出の妙技。
「聲の形」でピンクの涙を見せてくれた山田尚子の手に掛かれば、夕日に照らされる鴨川がピンク色でもなんの違和感もなく、屈指の名シーンに変えてしまう。その直後、駆けるたまこを包み込む商店街の色彩がまた美しくて。

落としてばかりのバトン、携帯でなく糸電話、そのコップを渡す、受け取る。
「受け止めること」がテーマの、ただの名作。気に入った。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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