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グランドピアノ 狙われた黒鍵 (2013)

GRAND PIANO

監督
エウヘニオ・ミラ
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  • みたログ 488

2.47 / 評価:224件

どう映像にするか期待していた設定だけに、

  • GHOST さん
  • 2014年2月25日 0時27分
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

ちょっと残念だったかなあ、、、。

ストーリーは、過去の失敗からステージ恐怖症になっていたピアニストの主人公(イライジャ・ウッド)が亡くなった恩師の追悼コンサートを機に5年ぶりにステージ復帰。
そのステージに用意されていたピアノは恩師の遺品である低音部の黒鍵が拡張された「インペリアル」という至高の品。
妻や友人が見守る中ステージに立った主人公が演奏のため渡された楽譜にはなんと、「一音でも間違えたらお前を殺す」の文字。そして主人公は自らがスナイパーに命を狙われていることに気付く。
自らや妻の命を守るためには、恩師と主人公の二人しか演奏することが出来ない難曲「ラ・シンケッテ」を間違えずに演奏しなくてはならなくなり、、、といった感じ。

この設定を読んだとき、まず自分が期待したことはピアノコンサートという狭く行動が限られる設定のなかで演奏中のなかどう主人公とスナイパーのやりとりがあって話が展開していくのかを期待していたんですが、、、脅迫されたらオーケストラが演奏中であれ、自分の演奏パートが無ければ席を立って舞台裏やら楽屋へ走って行ってしまう主人公に興ざめ。
これじゃコンサート成り立たないでしょー!設定生きないでしょー!と思うんですが、若干不審に思うそぶりを見せつつ結局は拍手をしてくれる寛大すぎる観客、、。
最後のほうは、スナイパーの無茶振り、それに対する主人公の行動にあきれて笑ってしまいました。

そしてスナイパーの目的は主人公の恩師がピアノに隠し、「ラ・シンケッテ」を完璧に弾くと手に入る鍵なわけですが。
うーん。目的はまあわかったけど、、設定からしてミステリアスだし、黒鍵の拡張されたピアノも不思議で興味をすごくそそられるのにそれに対して話の芯が中途半端に感じてしまいました。
登場人物にだれも共感できないんですね。
スナイパーも作戦が中途半端で、次に何を仕掛けてくるかっていうドキドキ感がない。
主人公は、妻を愛する天才ピアニストなわけですが、イライジャの外見が幼く見えてしまってあんまり夫婦を想像させにくかったです。

コンサートのラストではスナイパーに妻を撃たせないよう注目を集めさせる作戦で、客席から妻に歌わせるシーンがあるのですが、これも興ざめ、、。
いくらコンサートの主役のピアニストの妻であれ、美しく有名な女優であれ、クラシックコンサートを見に来た観客に対してあれはないんじゃ、、と思ってしまいました。
ここでも観客は寛大な対応ですが。

あと、会場の音響の環境も影響していると思うのですが、演奏シーンになるといきなり臨場感の無い吹き替えっぽい音質になるのが残念でした。

ミステリアスな設定と不思議なピアノ、イライジャがどんな演技を見せてくれるのかに期待して鑑賞したものの、あんまり満足できなかったかな。
複雑そうに見えて、ものすごい単純なストーリー展開の映画です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 恐怖
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