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チョコレートドーナツ (2012)

ANY DAY NOW

監督
トラヴィス・ファイン
  • みたいムービー 718
  • みたログ 3,131

4.23 / 評価:2,279件

良い話だが意外とメッセージは薄い?

  • ポルティ さん
  • 2019年9月5日 11時12分
  • 閲覧数 545
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作を語るにあたってはストーリー設定が1979年というのがポイントだろう。この当時にはLGBTに対しての世間の理解もはなはだなかったし、ゲイなどは「異常者」と見られていたような時代であり、障害者も現代のように擁護されるべき存在ではなかった。そんなマイノリティの暗黒時代に生きたマイノリティ同士が心を通わせる良い話である。

なによりマルコ役の少年が俳優の演技によるものでなく、実際のダウン症の障害者というのがなんとも評価に困るし、主演のアラン・カミングもゲイであることをカミングアウトし、後に恋人の男性と同性婚したとか。要はすべてがリアルなのである。

ただ、この作品を感動作というウェットな言葉で手放しで称賛するのはちょっと違うだろ?と思うのだ。マイノリティ同士だからこそ痛みが分かり合えるということだろうが、ルディ達がマルコの面倒を見ていく心情にも今ひとつ説得力が薄い。あくまで感動は副次的なもので、実態は「そういう時代のある事実」を切り取っただけという気がする。マイノリティへの同情はするが、それ以上の踏み込みはなく、意外とメッセージ性は薄いという印象だったが、うがった見方だろうか?
本当はこういう作品を素直に感動できる自分になりたいと思うのだが・・・

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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