ここから本文です

チョコレートドーナツ (2012)

ANY DAY NOW

監督
トラヴィス・ファイン
  • みたいムービー 848
  • みたログ 3,514

4.24 / 評価:2569件

ゲイとショウガイとアイと

  • cim**** さん
  • 2020年7月4日 22時21分
  • 閲覧数 1237
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画を観る側として、ラストはあまりに悲しく感情移入しました。
現実の傍観者だったらと考える。
LGBTに理解が広まってきた現在とは言え、ましてや日本で、ゲイカップルが手を繋いで歩いていただけで、2度見してしまうのではないだろうか?
障害児が1人で歩いていたら、声をかけるどころか面倒なことになりそうと避けるのではないか?
自己の偏見度合いや正義感を客観的に見つめさせられました。

個々に嗜好や捉え方が違うように、同性愛者に拒絶反応が強く、不潔に感じたりまるで悪と捉える人も一定数いるのであろう。
そういう理由で低評価の人を非難することもまた偏見ではないだろうか?

若干疑問な演出もある。
法や仕事上、主人公達を追い詰めた大人達の中で、ポールの上司だけが自得に関係なく、手間をかけ子供と引き離し、執拗にポールをどん底に突き落す理由が、上記の一定数だからなのか?
ポールに部下への期待以上の感情があり、ルディへの嫉妬や逆恨みであるなら納得の演出なのだが、それが感じられる描写はなかったかと。

整形や性転換技術が発展していない、体毛の濃いどっから見ても女装した男性が多かった時代背景もリアル。
数少ない好意的な証言をする女性教師やカウンセラーのちょい役も救いでした。
フィルム的な家族交流画の演出は美しく、ノスタルジー。ハロウィンの仮装が伏線になろうとは。

1番評価したいのは、ルディ演じたアラン。
本物のゲイに見えたし、母性さえ醸し出す演技力、そして歌唱力、流石に舞台もこなす実力俳優で彼の出演作に興味を持ちました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 悲しい
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ