戦争下の中、愛と幸せな雰囲気が随所にあり
- reo***** さん
- 2015年6月10日 3時56分
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- 役立ち度 1
- 総合評価
ヒトラーが占拠し、ユダヤを排除しようとする戦争真っ只中の話なのですが、
こういう話は悲惨な展開が多く、見ててゲッソリで2度見はしない作品が多いのですが、これは違った!
みんなどこか暖かく愛に満ちた作品でした。
悲惨に書こうと思えばいくらでも書けるはずなのに、大変な時代の中でも、助け合いや、かわいい恋心、本を貸してくれる夫人、怒りっぽいけど心は弱い義理母、いつもお姫様扱いしてくれるやさしい義理父・・・いい人がたくさん出てきて物語が展開していくので、意外性からちょっと目が丸くなり、心が癒やされました。
クリスマスシーン大好きです。
まあ終盤は悲惨なのですが、でも主人公がおばあちゃんになるまで、ずっと話を死神が教えてくれて、激動な時代ではあるものの彼女は長生きをして、幸せを手に入れて息を引き取ったようで後味はよかったです。
フィクションじゃなければ、☆5あげてました
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