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猿の惑星:新世紀(ライジング) (2014)

DAWN OF THE PLANET OF THE APES

監督
マット・リーヴス
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3.85 / 評価:1583件

同類を殺さない猿は人間よりも高尚な生き物

  • fg9***** さん
  • 2017年4月6日 15時28分
  • 閲覧数 1359
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …全シリーズ観ていて、前作の『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』では次のように書いていた。
 『結末で森へ帰るシーザーの表情には、人智を超えた神の威厳のようなものが秘められていて鳥肌ものだった。』
 本作でもシーザーのアップで幕を閉じるが、その眦は猿を超えて、いや人間を超えて、神憑り的な光を宿していた。
 …あらすじは解説のとおり、と書くまでもないだろう。
 シーザーは、人間に愛されて育てられたので『善意』という感情を体得し、一方のコバは虐げられて育てられたので『悪意』という感情を抱え込んでしまった。
 そして、猿を信じることの出来ない一握りの人間と、人間を信じることの出来ない一握りの猿との間にあっては、共存への道は残されていなかった。
 『人間は人間を殺す』、『猿は猿を殺さない』。
 同類を殺さない猿は、人間よりも高尚で優位な生き物なのだ。
 そんな論理からか、シーザーは、猿から人間に堕したコバの手を見限ってしまったのだ。
 ラストの大写しのシーザーの表情を見ていたら、こんな感想しか書けなくなってしまった。
 次作が愉しみな、なかなか見応えのある作品だった。
 苦言を一つ挙げれば、我らのゲイリー・オールドマンさんに、猿に対して『ケダモノだ!』なんていう発言はさせないでね。
 身震いするほどの悪役ならば許せるが、子悪党扱いの配役は勿体ないと思ってしまったワイ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • かっこいい
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