あらすじ・解説
写真家のアンナ(イザベル・ユペール)を母に持つヴィオレッタ(アナマリア・ヴァルトロメイ)は、母が多忙のため、祖母と一緒にいる機会が多かった。ある日、母にモデルになるよう誘われたヴィオレッタ。母に気に入られたいヴィオレッタは要求に応え、カメラに向かい大胆なポーズを取るように。そして、衣装とメイクで大人の色香をまとい……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(40件)
- shi********
4.0点
子供でもない、大人でもない…、そんな思春期の少女の揺れ動く感情を映像と演技と物語で見事に表現していると思う。 この少女「ヴィオレッタ」役を演じるアナマリア・ヴァルトロメイさんの演技が良い。 小さい頃から母親の愛情を感じずに育ってきた。だからこそ母親に認めてもらいたいが為にモデルも引き受けた。 オシャレや大人の世界に興味もあっただろう。 自分はもう大人だと思う反面、子供の心が顔を出して寂しさがつのる。 欲しかったのは母親からの愛。 母親の自分勝手な考え方が痛い。 大人の表情と子供の表情を見事に表現したアナマリア・ヴァルトロメイの魅力が光る。 全ての映像が一枚の写真や絵画のようで、とても芸術的な作品だと思う。 映像、演技が良い。
- jag********
4.0点
毒母の支配から目覚め逃げていく実話ストーリーはおもしろいのだが、フランス映画って感情の機微が大味だからピンとこないのだとわかった。訴えられてもやむなし。ヴィオレッタがそれはまぁ美しい。
- sab********
3.0点
このカテゴリーのファッションが好きなひとが芸術として捉えるなら悪くない映画だが反抗期を表現してるのもあり、ギャンギャンうるさくて困る。笑 もう少しクールにしてほしかった気もする。 ※最も重要な感想 シドヴィシャス以外は良かった。笑
- あき
3.0点
ヴィオレッタ自身が監督をしてるのですが、一方的に母を悪者にする事なく、ヴィオレッタ自身も進んでモデルをつとめていた事がわかります。たまにしか現れない母は奔放で魅力的でそんな母に愛されたいと望んだのでしょう。育ての祖母は良識ある人のように見えますが、事態を打開する気力がなくただ祈るだけ。そんな祖母に育てられた母親もなんかしらの虐待を受けていたのが示唆されています。母親役のイザベルユペールが素晴らしい。
- バーダック
5.0点
ネタバレ名作
このレビューにはネタバレが含まれています。
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