1~7章通して、見ていて痛々しい映画
- アイアンハート さん
- 2015年5月9日 21時24分
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- 総合評価
0点/0人/2014年
BSを録画して鑑賞。
コメディー映画って、笑いのセンスが合わなければ絶望的につまらないが、その点を差し引いても、この映画は酷かった。
一応7章それぞれに評価つけるとすれば、
1章 ★1、
2章 ★1、
3章 ★1、
4章 ★1、
5章 ★2、
6章 ★2、
7章 ★1、かな
というぐらいつまらない映画だった。
5章の★2は”遠距離狙撃2000”が、画面としての統一感が少しあった。
6章の★2は”暴走! 赤いレイバー”が、アクション要素が少しあった。
その他は何をどう拾っていいか分からなかった。
イメージワードもこんな”絶望的”にクオリティーの低い映画しか作れなくなった押井監督が”悲しい”し、こんな企画で7本+本編やっちゃう会社があることが”不思議”と言う意味です。
大学の映画同好会が撮ったのかと思うほど、見ていて痛々しい映画。
高性能なカメラで撮ればきれいな映像は誰でも取れるわけで、映画なんだから質感や雰囲気や世界観を感じたいわけなんだが、全く感じられなかった。
”GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 (1995)”は雰囲気や世界観がかなり好きな映画なので、おんなじ監督なのにこの差は何なのか理解に苦しむ。
全く魅力的に撮られていない女優陣や、緊迫感の無いカンフーアクションなど、押井さんは実写には向いてないんじゃないかと思う。
武器も、動いてなんぼ、使ってなんぼ、ですよ!!武器の品番を知りたいわけじゃないんだから・・・小説ならまだしも、映画なんだから・・・
本編の宣伝の為に、1~7章、色んなところで見られるようになってたみたいだが、こんな内容見せたら逆効果だったんではと思う。
これ見て、本編金払って劇場で見ようと思う人は多くないと思うので、ある意味親切だったのかなとも思う。
このシリーズが押井さんに事実上の引導を渡す作品になるのではないかと心配になる。
詳細評価
イメージワード
- 悲しい
- 不思議
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