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聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY (2014)

監督
さとうけいいち
  • みたいムービー 37
  • みたログ 204

2.95 / 評価:274件

監督が作りたかった部分だけは伝わった

  • ぱきら さん
  • 2020年2月3日 4時09分
  • 閲覧数 147
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

3Dでアクションシーン作りたいですよね。でもどうしてその機会を与えられたか、長寿タイトルだからこそだという部分は振りかざしたくはありませんがある程度以上は意識してほしいという気持ちにもさせられた部分があるのは否めません。
原作の方の姿勢がおそらく鷹揚なのはとてもよいところだと思っていますが。

いつの間にかオンデマンドでみられるようになっていたことに気づいたので視聴してみました

聖闘士星矢好きだと、まあそこそこ楽しみつつそこそこ以上くらいは微妙な気持ちにもなりつつ、というような感覚でした。
グラフィックのそんなに素人目にもお金をケチられてはいなさそうな豪華な雰囲気と、この時間内で十二宮を当然駆け足とはいえすっきりとまとめてあったことは、よかった点とはいえるのではないでしょうか。キャラクターデザインも女性だけでなく男性キャラも繊細さもありつつかっこいい造形にしようという雰囲気は伝わりました。
ただ、作った人が力を入れたい派手なアクションシーン出せそうなところに尺割くのは当然でしょうが、いくらなんでも十二宮で省きすぎじゃないかと思うわせる極端な部分があったのは残念な部分ではありました。
しかし3Dアニメになるとキャラクターの表情や身振りなどの動きもかなりアメリカンになるのは何故なんでしょうか。お手本にできるモーションなどがそちらのほうのものしかないからなのか。表情や身振りはもう少しオリジナリティある動き方を追求してほしいと改めて思わされました。この作品に限らずのはなしで、和製(いまどき国内だけで作れもしないことがほとんどでしょうが、あくまでも日本の映画として出すならという意味で)3Dアニメを作ろうというならばというか。
あとつとめて一応別物というか新しく生まれ変わらせる意図で作られた作品として視聴しようとはしているつもりなのですが、正直すごーく残念だったのがなにゆえ一輝の「惰弱な」を「軟弱」にしてしまったのかなあーとは。なんかもう反射的にすごく残念な気持ちにさせられてしまいました。惰弱な(非常に蛇足ですが「だじゃく」です。いまどきだと見間違えそうですが「じょうじゃく」ではないです)、は割とリメイク作品などにおいても一輝登場時に待たれている台詞かと認識しているので、うるさく細かいところだけは言いたくないですが、定番や抑えるべきところを変更するならそれなりの理由は欲しいという気持ちにさせられました。現代風に分かりやすくする、だけなら理由として弱すぎる印象が否めないというか。
長く愛される作品だからこそこう繰り返して映像化の機会も得られるわけでしょうし、踏襲すべき部分と新鮮さを取り入れる部分が熟考された新しい映像化がみたいです。

聖闘士星矢好きすぎる人が作ってもいい作品になるとは限りませんし制作した人がその原作なり作品なりを大好きである必要もないのですが、あまり作品に情というかは無さそうかなというのが伝わってくるのもそんなに楽しくもないのは正直よぎった思いでした。
でもつまらないだとか不快だとかまでの後味もないので、このスコアにさせてもらいます。駆け足なだけにそれぞれの聖闘士やアテナの立場や背景を省くことになったのはやはりあっさりしすぎてしまうのは否めませんが。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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