あらすじ・解説
以前は京都木屋町一帯を支配する組織を率いていた勝浦(遠藤憲一)は、5年前にある事件で両手両足を失ってしまう。今や不自由な体で債務者の自宅に押し掛け、迷惑行為もいとわず取り立てを行うとことが彼の仕事だった。勝浦は仲間の古澤(木村祐一)が世話役として送り込んだ坂本(三浦誠己)に助けられつつ仕事をこなしていたが……。
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作品レビュー(15件)
- ムービークリニック
4.0点
壮絶にて強烈。 登場人物たちは皆、ベテランの演技に加えて殻を破るような怪演もあり。特にハイキック・ガール!でデビューした空手アクション女優から7年。武田梨奈は風俗シーンや刃物を持った過激シーンも体当たりで演じてましたね。 極道世界の内側を中心に過激な人物模様が渦巻く。 超理不尽に物事を進めることに多少の憤りを感じるもの。坂本(三浦誠己) 借金を重ねた父のために風俗へ送られる女子高生友里(武田梨奈) 組織のトップにいたが内部の罠にハマり手足を失うが取り立て屋として組織に残っている勝浦(遠藤憲一) この三人の物語が噛み合う。主人公は誰かわからない視点の多さによる面白さ。 激しい内容と過激な描写にて、公開が数年遅れたり問題作。 DVD鑑賞だが、冒頭に15歳以下には決して見せないようにと注意喚起あり。冒頭の強い注意は、シックスセンスの決して結末は言わないでと表示されて驚いた以来でしたね。 それほど強烈な内容でしたね。 とにかく勝浦のキャラ設定の斬新さが強いが、裏社会の恐怖、借金苦に陥るズボラな人物たち、詐欺、ダークな世界が見どころであった。理不尽は理不尽で帰ってくる。センセーショナルなラストは人間の狂気も表現して怖い。 これは、ひとりで観る映画ですね。 決してひとりでは観ないでくださいというキャッチフレーズのホラー映画もありましたね。 その逆。
- WXYは知ってても、それだけじゃ
3.0点
えげつな
- q_z********
4.0点
反社会勢力をちゃんと悪く描いている。 こういう人達と関わってはいけない、憧れてはいけないと教えてくれる映画。 負のスパイラルに足を踏み入れた瞬間、何処までも堕ちていく。 その先に人間としての幸福は無いと厳しい現実を描いています。 本当は10代の人にこそ観てもらいたい映画。 ヤクザや闇金業者をカッコ良く描く漫画や作品の方が人気がありますが、現実はこうですよと言いたいです。
- ken********
5.0点
四肢を失った裏稼業の男の強烈な生き様。 遠藤憲一さんと武田梨奈さんのすさまじい怪演がすごいなー。 ハードで、パワーあふれる作品。人間なかなか死ねないね。 義理人情が壊れた裏社会は、きつい。
- oga********
3.0点
地方なので、なかなか観たくても観れない日々が続き、やっと観れた!しかし観れない時間が長く期待は膨らむだけ膨らんでの鑑賞。んーんー期待しすぎた。 「捨てがたき人々」の方が好きかな。 けっしてつまらない映画ではないのだけど、基準が、「捨てがたき人々」だったので。 観て損はしない映画だと思うよ。
スタッフ・キャスト
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