あらすじ・解説
1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。
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作品レビュー(3,633件)
- 伊沢洋介
5.0点
2回目の視聴です。 主人公のすずさんの視点から自分の家族、嫁ぎ先の家族との日常が戦時中なのにも関わらず、悲惨さだけでなくどこか温かさや、愛おしいさも感じられます。 タイトルの「この世界の片隅に」とあるように、きっとどこかですずさんと同じ境遇の方が確かに居たんじゃないかなって思います。 愛おしいと感じられたのも、男性も女性も懸命に生き、たくましく生き、笑顔になれた、なれる瞬間がきっとあったからかなって感じます。 時代が違うとか、経験してないとかではなくて、幸せと感じてた平穏な日常が一変してしまう、もう手の届かないものになってしまわないようにってつくづく考えてしまう映画です。
- sin********
5.0点
当時の写真や証言から爆心地のありし日の町並みを丹念に再現。映画の静かな立ち上がりと確実におとずれる避けられない悲劇との対比に感情が溢れだし涙が止まりませんでした。
- js_********
5.0点
ネタバレ素晴らしい傑作
このレビューにはネタバレが含まれています。 - あるみな
4.0点
戦争当時に日本に起こっていたことをそのままアニメにしたんだろうなって感じ。とても切ない世界の中で頑張って生きてきたんだろうな 急展開あるものの主人公の話し方とかで素朴な映画というイメージ
- 蚊を絶滅させたい
4.0点
ほのぼのな絵のタッチでほのぼのな雰囲気の日常を描いているが、内容は戦争の悲惨さを物語っている。情報化が進んだ今は戦争があってもこのような惨劇にはならないだろうが、間違いなく過去にはこのような時代があった。それを知るのにいい教材だと思う。
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